赤目四十八滝は歩いても撮っても楽しい
突然ですが、滝とカメラの組み合わせって最高じゃないですか!?
まず滝自身がマイナスイオンをプンプン発生させてらっしゃいますからその空間にいるだけでも心から癒される。
加えて滝の水の流れを絹のような滑らかな柔らかさで記録に残せるのは一眼レフカメラならではの特権。
カメラを始めた人なら一度は「こういうの撮ってみたい」って思うんじゃないでしょうか!
滝を絹のように写すこと自体は三脚と設定の知識さえあれば決して難しいことではありません。
難しくない分、ひとつの滝だけを撮りに行っても結構飽きちゃうんじゃないかな?って思います。
実際私が初めて滝を撮りに行った時も、色々設定して「おぉ、こんなの撮ってみたかったんだ!」って達成感はありましたが、滝自体が撮りがいのある大きい滝だと撮れる位置もわりと決まっていて、変化が乏しんですよね。
ということで近畿エリアにお住まいの方にお勧めしたいのが、三重県名張市にあります赤目四十八滝です。
三重県とは言っても奈良県との県境あたりで、車さえあれば大阪からのアクセスもそんなに悪くありません。
なにせ一番のメリットは、四十八滝の名前の通り、様々な表情の滝がひとつのスポットで楽しめること。中でも赤目五瀑と呼ばれる5つの見ごたえのある滝がありまして、それぞれ表情がかなり異なるので飽きずに練習できます。もちろんマイナスイオンも出まくってますよ~。
では、赤目五瀑を中心にご紹介いたします!
1.赤目五瀑 不動滝(ふどうたき)
入口から約5分、まず近場で我々を出迎えてくれるのは不動滝。
ちょっと上から見下ろす感じなので分かりにくいですが、15mとまぁまぁの高さがあります。
明治の中頃まではここまでしか入れなかったそうですが、さらに進んでみましょう。
2.赤目五瀑 千手滝(せんじゅたき)
20分ほどの所にあるのが千手滝。
オフィシャルな説明によると、滝、岩、樹木、滝壺の調和が絵画のようとのこと。確かにこうしてみるとバランスが整っていますよね。
3.赤目五瀑 布曳滝(ぬのびきたき)
千手滝からほどなくありますのが布曳滝。
高さが30mある割には身幅が狭いのが珍しい感じがします。反物がかかっているようなシンプルな美しさがありますねぇ。
こちらは不動的から千手滝の途中にある乙女滝。
うーん、水すくなっ。滝って天候とか時間帯とかはもちろん、水量もかなり見栄えを左右するんですよね。少なすぎると迫力がないし、多すぎると絹が濃くなり過ぎちゃう。何度も行ってみるしかないんだろうなぁ~。
ここまでがひとつの区切りです。30分弱、距離にして1kmくらいでまだそんなにアップダウンも激しくありません。足腰に自信がない人はこの辺まででリターンをお勧めします。この先は結構きついとこありますよ!
4.赤目五瀑 荷担滝(にないだき)
こちらがおそらく赤目四十八滝一番のボス滝、荷担滝です。そしてちゃっかり、季節はいつのまにか秋に変わってます(笑)
夏に来た時はお連れ様の体力的に無理だったんですよね。この時は一人で挑みました。
道はちゃんとあるんだけど、結構アップダウンがある中でここまで70分。普段歩いていない人には厳しい道のりかもしれません。
それでもやっぱりひとつの流れが二つに別れるこの三角形が美しい!一番の見どころまで行く苦労も相まって達成感が感じられます!
5.赤目五瀑 琵琶滝(びわたき)
荷担滝からもう少し行くと、赤目五瀑最後の滝、琵琶滝があります。
荷担滝の見ごたえに比べると、ちょっと弱めですかね。滝の形が琵琶のようというのが名前の由来のようですが、それよりも下の流れの方が美しくて印象的でしたね。
まとめ
以上、赤目四十八滝の見どころ、赤目五瀑の夏と秋でした。
琵琶滝までの約1時間半の道のりには数えきれないほどの小さな滝があり、飽きさせることない道中になると思います。
これは!と目の付いた滝で立ち止まり、三脚を立ててシャッターを切る。肉眼では切り取れない水の流れを一枚の写真に切り取れるのが一眼レフユーザーの醍醐味じゃないでしょうか。iPhoneではできない芸当さっ。
こんなにたくさんの滝のすぐそばを歩いて行ける場所は、実はそんなにないんじゃないかな?って思っています。ぜひお気に入りの滝を見つけて撮影してみて欲しいと思います!
京都の時期限定スポットを狙え②
日本を代表する観光都市、京都。
そんな京都で、主要な所はとりあえず回っちゃったって人、王道から外れたスポットに行きたい人、時期限定の特別な京都を味わいたい人の参考になるようなスポットを紹介できればと思います。
タイミングが合えば、ぜひあなたの旅程に加えて欲しい!
前の記事はこちら → 京都の時期限定スポットを狙え①
【目次】
夏を迎える準備はできているかい?
風鈴、天井、そして窓。
お次はハートの猪目窓と160枚の天井画がかわいすぎる寺、正寿院をご紹介。
初夏は風鈴祭りも行われ、裏に電通がついてるんじゃないの?ってくらいのザ・インスタ映え寺院でございます。
しかも無料!お財布にも優しい~!
風鈴祭りは夏本番前の7月から、本番真っ最中の9月中旬まで。
約2000個の風鈴が奏でる音はとっても涼し気。
京都の夏はまじで暑いから、本番手前の7月がいいと思います!
客殿にあがると、正面に猪目窓。
猪目ってハートのことなんですね。
正寿院のWEBサイト見ると、猪目窓から見える風景が季節によって色々バリエーションあるんですよね。逆光で畳にハートが映し出されてるやつなんて、すっごくいい。
そして、上を見上げるとカラフルな天井画。
なんとも楽しい。旅館の部屋がこんなんだったらうれしいね。
滞在中人がいなくなったらチャンス!畳に大の字で寝っ転がって天井画を眺めるとなんともいえぬ優越感・・・あぁ、昼寝したい。
どうでしょう、このお寺。女性のハートを完全につかみに来てますよね。
絶対住職、煩悩あるわ。
ちょっとアクセスが悪いのが難ですが、一度来る価値はありますよ!
怪しさいっぱいの異次元空間
7月に忘れてはいけないイベントがもうひとつ。
千本鳥居でおなじみの伏見稲荷大社にもライトアップがあるって知っていました?
本宮祭というお祭りの「宵宮祭」と「本宮祭」の2日間だけ、この不思議空間がさらに異空間になります!
数千もの提灯が鳥居や建物を紅く照らし、めっちゃ怪しげ。
京都外国人観光客NO.1人気スポットの本気を感じずにはいられません・・。
この妖艶で怪しげな空間で浴衣を着て狐のお面かぶったおねーさんに手を引っ張られて拉致監禁されるのが私の夢です。
わかりやすい日本っぽさが外国の方には特に受けてますし、私自身、初めて行ったときは不思議な空間にいっぺんに魅了されてしまいました。
本宮祭にタイミングが合わなくても、ここは絶対足を運んでみてください。
狐の集落、見つけられますかね?
京都の紅葉は悩みどころ
滋賀という選択肢も。
季節は飛んで、秋。
え、夏はって?京都の夏は暑いねん。
夏の京都なんて行くもんじゃないぜ。(乱暴)
で、京都の紅葉です。基本的にどこも見ごたえあります。紅葉も人も。
いやー、だいたい行ったんですよ。
東福寺、永観堂、高台寺、醍醐寺、嵐山・・・その他、有名どころはだいたい行きました。
最初の頃の感想は「京都の紅葉は紅色がとっても深い!美しい!」、最近の感想は「人しかいねーな・・・」
京都のスポットを紹介するって言っておきながらちょっとルール違反ですが、紅葉に関してはもう京都を脱出した方が良いのではないでしょうか・・・。
京都から1時間圏内のお勧め紅葉スポットをひとつ。
こちら、滋賀の教林坊。
自分的には京都のどこの紅葉よりもヒットしました。すごく雰囲気良くないですか?
車が無い旅行客の方でしたら、JRの安土駅からタクシーという選択肢になると思います。
教林坊だけじゃもったいないから、お隣の近江八幡で降りて「るろうに剣心」のロケ地、八幡堀とかよって近江牛なんて食べちゃったらいかがでしょうか?
京都で人見るなら、ちょっと行動範囲を広げて見るのもひとつだと思いまーす。
ど定番、瑠璃光院の紅葉
さて、2000円という高額な拝観料にもかかわらず人が寄ってくる瑠璃光院。
夜間拝観なんてのも数年前から始めまして、その拝観料はなんと7000円・・・ちょっと調子にのr(略)
とりあえず、↓こちらが昼間の部↓
↓こちらが夜間拝観↓
うーん、夜のがちょっと雰囲気いい気もするけど、こうやって見比べるとそんなに変わらないような?
夜間拝観は人数が限定されているので、バカみたいな人口密度にならないのが多少のメリットでしょうか。それにしても7000円・・・行っといてなんですが、やっぱりお高いですよね。
それよりも実は夜間拝聴券でセットで行けるケーブル比叡駅からの夜景のが幻想的で満足してたりしちゃいました。
雪×京都は最強の風情
旅行で巡り合えたらラッキーすぎる風景
紅葉が終わると、京都もお勧めスポットが無くなってきます。
いや、普通に観光する分には多少空くので良いのかもしれないですけど。
個人的には三十三間堂と建仁寺が好きです。
三十三間堂の仏像はなんか凄い。等身大の仏像が1000体、ずらっと並んでいる所は圧巻です。
そして建仁寺は風神雷神の屏風と龍の天井画がカッコいーです。
そして冬の締めは、かなりレアなめぐり合わせで実現される限定スポットをご紹介。
貴船神社の積雪ライトアップです。
これは1月下旬から2月中旬の土曜日に雪が降った時だけ開催されるというイベント。当日の15時に開催が発表されるという突発性の高いイベントです。
候補が6日間くらいしかなくて、さらに雪が条件。
こりゃ旅行客が狙って行けるイベントじゃないですよね。
実際毎年1回くらいしか実現してないんじゃないかな?
土曜日の雪予報が出ると、ソワソワしちゃいます。で、向かっちゃいます。
降りまくってるなーって思いながら、向かっちゃいます。
寒い!でもやっぱり風情ある!!
この年は、昼間降ってて夜止んだパターン。
白、黒、赤各々が際立って、凄く良かった!けど、現地は修羅場・・・。
上の写真の両サイド灯篭の階段は、終了30分くらい前に通行止めになり、無人で撮れる状態になります。
本当はその時間まで待てばいんだけど、なんせ寒いんだよなー。
貴船神社は標高が高いところにあるのでめっちゃ寒い上に、ピストン輸送のバス待ちを結構な時間待ちます。
旅行中に「土曜日 & 雪」の条件を満たしてこのチャンスに巡り合えた人は、街中以上の厚着をして挑んでください。
ほんと寒いけど、それはもう幻想的な風景に出会えることでしょう!
以上、京都の時期限定スポットでした。
旅行の予定を組んだ後にこれを知った人はラッキー!ですし、この特別スポット開催の予定に合わせて来る価値も十分あると思います。
他の人と違う、印象的な京都旅行をぜひ!!
京都の時期限定スポットを狙え①
日本を代表する観光都市、京都。
年間8500万人もの人が観光に訪れるんですって。
日本の人口の2/3ってこと?凄くね!?
外国人観光客も2018年で460万人と、前年から100万人の増加。
最近の京都、混みすぎだよなって感じてたけど、数字で見ると実感しますね。
これだけの数字ってことは、リピーターの人も結構いると思うんですよね。
清水寺、金閣寺、嵐山・・・主要な所はとりあえず回っちゃったって人、王道から外れたスポットに行きたい人、時期限定の特別な京都を味わいたい人の参考になるようなスポットを紹介できればと思います。
タイミングが合えば、ぜひあなたの旅程に加えて欲しい!
【目次】
3月、梅から始まる京都日和
北野天満宮の梅園
まずは卒業旅行シーズンの3月。3月の京都なら梅がお勧めですね。神社と梅はすっごく合いますよ~!
まずは合格祈願で有名な北野天満宮。
こちらには大きな梅園があり、2月下旬~3月中旬にかけて梅祭りが行われます。
50種にもおよぶ梅の木が1500本も植えられていて、早咲きのものは正月早々に開花するそうですよ。
雪と梅のコラボも見れるかもしれませんね!
特におすすめなのがしだれ梅。
しゃがみ込んでしだれってる真下に入り込むと、梅の花びらシャワーを浴びているようです!
あ、近くに女性がいる時は誤解されますのでお気をつけを・・・
梅と牡丹のコンボ、城南宮
お次は城南宮。
敷地内にぎゅっと凝縮されている密度の濃い梅が見ごたえあります。
そしてここならではのポイントは牡丹とのコラボ。
いい感じに牡丹の花が置かれていて自然に落ちていて、アクセントになります。
この牡丹越しの梅林が撮れるポジションはいい大人たちが表面上大人感をだしつつ場所を取り合う静かなる戦場。健闘を祈ります。
ちなみにこちらは車だと駐車場待ちでめっちゃ混みますので、竹田駅から歩きかタクシーをお勧めします。
4月と言えば、桜
京都屈指の実力、背割提
3月下旬から4月に入れば桜のシーズン!これはどこ行ったらいいか迷いますよ~。
個人的なダントツお勧めは、「淀川河川公園背割堤地区」の桜。
京都外の人からしたらどこやねん状態ですよね。
最寄り駅は京阪本線の八幡駅、そこから徒歩10分です。
どこまでも続く桜のトンネルは圧巻!
とにかく幹の太い、骨太の桜が通路の両側にがっつり並びます。
台風被害が結構あったのでどうなるかと思いましたが、しっかり見ごたえはあるようです。良かった!
これらの写真は始発で撮りに行っていますので人が誰もいませんが、日中は花見客がものすごいです。
屋台も出ますのでそれはそれで楽しいでしょうが、桜並木をゆっくり楽しみたいならなるべく早い時間に!
街並みと楽しむ、伏見地区の桜
背割堤は桜そのものを楽しむどちらかというとスケールの大きなスポット。
街の風情や風景に溶け込む桜をご所望なら、中書島の伏見地区も素敵です。
こちらの最寄り駅は京阪本線の中書島か伏見桃山駅。
京都駅からは30分エリアです。
酒蔵で有名なこの街ですが、近くを流れる河沿いにも桜が立ち並び、風情のある十石舟が良い雰囲気です。
あと、花びらが川面に浮く花筏最高。満開でも、散り際でも楽しめる~。
急上昇中の京都桜スポット
京都ど真ん中からちょっと外れた桜スポット。
最後は、京の桜の隠れた名所として近年脚光を浴びている原谷苑です。
桜のシーズンて短いですよね?
でもこちらの桜は色々な種類があり、割と長い時間楽しめます。
そもそも個人の敷地とのことで交通機関がカバーしているはずもなく、アクセスは悪いです。
私はシャトルバスのバス停がわからず、結局タクシーでいきました(+_+)
入園料は見ごろ具合によって変わるという変動制で、ピークは1500円かな。
他のところがただで見れる所が多いのを考えると、ちょっと高い?
でもこのお値段とアクセスの悪さが功を奏して(!?)激込みって感じではないのが良いかも。京都どこ行っても混んでますしね。
ここは私の写真の腕では良さを全然引き出せませんでしたが、ポテンシャルは凄いですよ。
とにかく色んな種類の桜があるんです。
これなんて緑色の桜。なかなか珍しいですよね!?
まさに桜のテーマパーク。一歩入れば桃源郷。
桜との濃厚な時間が楽しめるのは間違いなしです!!
風よ止まれ!狙えリフレクション!
京都のお寺も最近はライトアップが増えていますが、タイミングが合うならぜひ行って欲しい場所があります。
それがこちら、平等院鳳凰堂のライトアップ。
あの十円玉でおなじみ平等院が年に2回、春と秋にライトアップをしています。
宇治エリアは京都市内からちょっと離れていますのでアクセスの悪さはありますが、このライトアップはすっごく映える。
そもそもやっぱり建物自体がカッコいいですよね。
風よ、止まれ!
って祈りながら訪れてください。無風の時のリフレクション、カッケー!
私はミーハーなので、銀閣寺でよくわからん「詫び」っぽいものに触れるくらいなら、ライトアップのタイミングに合わなくても、平等院鳳凰堂推します。
道中も雰囲気のある参道になっていまして、お団子など食べながら向かうと楽しいですよ!
新緑をあの有名スポットで
瑠璃光院の爽やかな緑
京都の映えスポットとして、もはや待ち時間がディズニーランド並みになってしまった場所・・・そう、みんな大好き瑠璃光院です。
券売のやり方もシステマチックになってないから、朝券を買いに行き、入場できる時間を聞いて、時間を潰してからまた戻ってくるという、随分非効率なことになっているみたいですね。
しかもアクセスの良い場所じゃないし、他に時間つぶすところもなさそうだけど・・。
これを楽しみに来る海外旅行客のためにも、WEBで時間指定予約できるようにして欲しいですねぇ。
それでもやっぱりこの新緑で囲まれた抜群のシチュエーションと、テーブルのリフレクションを一目みたいという人が多いんでしょうね。
ピカピカに磨かれた廊下へのリフレクション。
とてもお見せできないポーズで撮るわけです。
女性がこの画角で撮っている後ろに並ぼうものなら、ちょっとカメラの設定などしている風に視線をごかまさないといけないわけです。
この机の右側、見切れている二畳のたたみの上に、おびただし人数が鎮座しています(笑)
静かな戦場と化している2階の比べ、1階は閑散としています。
なんなら大の字で寝れるくらい。
さすがに混雑度や紅葉よりましな気がする春の特別拝観。
4月の中旬から6月いっぱいくらいまで開催されることが多いようです。
爽やかで涼し気な景色が楽しめますので、紅葉シーズンに振られた人や、行ってみたいけど何時間も待てない人はいかがでしょうか。
つづきはこちら → 京都の時期限定スポットを狙え②
雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅②
7月上旬に、秋田に旅行に行ってきた旅程のまとめです。
失礼な話だとは思いますが、あまり「秋田県」を旅行先に選ぶ人ってないのでは?
なぜ秋田に行くことになったのか、そして秋田って何があるの?秋田行ったら何すりゃいいの?という方の参考になればと思います!
本日はメインディッシュの雲昌寺へ!
前の記事はこちら → 雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅①
雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅
【主なコース】
一日目
秋田空港
角館街 (秋田の小京都。讃岐うどんがお上品)
三郷町ラベンダー園 (7月は紫陽花だけじゃない!満開のラベンダー)
抱き返り渓谷 (往復1時間程の気持ちのいい散歩道。ブルーが深い!)
入道崎灯台 (夕日の名所)
なまはげショー (ローカル感ばっちり!)
二日目
雲昌寺 (朝一目指しても駐車場から歩きますよー)
八望台
牡鹿水族館GAO
ゴジラ岩
寒風山
【目次】
2日目: ベスト絶景 雲昌寺の実力はいかに
青一色の絶景アジサイ
さて、メインディッシュの雲昌寺です。
私は無人の絶景写真を撮りたい人間なので、たいていビジネスホテルで朝食無しでスポットに向かうことが多いのですが、今回は温泉旅館。
せっかくだから、おいしい朝食をいただいてから向かわなきゃいけません。
一番早い朝ごはんの時間をお願いしましたがやっぱりちょっと出遅れ。
開門前には到着しましたが、結構行列になっていました。
ちなみにこちらのお寺、普段用の駐車場がとても小さいので、アジサイの時期は臨時駐車場ができます。
臨時駐車場からは10分くらい歩くのでご注意くださいね。
ちなみに近づいた所にある駐車場は障がい者向けですので停められません。
しかもお寺の前の道は一通になっていますので、「一か八か、障碍者用駐車場に停めたろう!」って気持ちで行くと一通による大廻りで結構時間ロスします。
大人しく臨時駐車場に停めてテクテク歩いてください。
ほどなくして開門。
青一色やで!!
すごい、見事!
アジサイは土壌のペーハーで色が変わると聞いたことがありますが、土壌を一定のペーハーに保つのって難しいんですかね?
ん?逆に、色んな色で咲いているアジサイの土はなんで酸性とアルカリ性が混ざった土なの?
いやいや、難しいこと考えるのはやめて、絶景を楽しみましょう。
住職が15年の歳月をかけてこの状態が完成されたとのこと。
独自の製法で一株に着く花の量も多いそうで、苦労の末の絶景なんだなー。
ここが多分一番の撮影スポット。まさに絶景開花!!
竹とのコラボも爽やか~。
言われてみれば、ひとつひとつの房が大きいかも?
もこもこもこって咲いてます。
決して大きいお寺じゃないけど、コンパクトに凝縮されているのが逆にいいのかも。
やっぱり改めて思うんですけど、せっかく行くなら朝イチの人がほとんどいない時間が素敵かなと思います。
もちろん、30分もすれば人だらけになっちゃうんだけど、やっぱりこの青一面の中にばらばらと人が入ってくると、なんか魅力が半減しちゃうような・・・
行けるチャンスがあるなら、朝イチを強く推させていただきます!
男鹿半島反時計回りの旅
さて、帰りは男鹿半島のビューポイントを反時計回りで巡りながら秋田空港に向かいます。
まずは八望台。池の青、海の青、空の青、まさに地球は青かった!
この天気で昨日の夕日を見たかったぜ。
そして男鹿水族館GAO。
まぁあれだ。時間が余っちゃうなら寄ってくださいってやつだ。
ただ、このアザラシロケットだけはめっちゃかわいかった。
うん、それだけだ・・・。
んでもって、ゴジラ岩。
う、うん・・・、これはわざわざ見に来ちゃだめなやつだ。
通りがかりに見るやつだな。
お察しの通り、雲昌寺というメインディッシュを食してしまうと、ちょっと男鹿半島はもてあまし気味です・・・。
パラグライダーのメッカ、寒風山
そして寒風山展望台へ。
景色がいい!気持ちいい!!
ここはパラグライダーのメッカみたい。
セルフで飛んで、着地点にショップが車で迎えに行ってくれるシステムなんですかね?
さすがにあんな重そうな持って歩いて登ってこれないもんなー。
みんな高台から飛んで下がっていくだけだったのですが、しばらく見てたら、風がよくなってきたのか上昇するようになってきました。
え、どこまで上がるん??
凄い怖そうだけど、凄い気持ち良さそう。
もちろん降りる技術とかちゃんと身に着けてるんでしょうけど、それでもあんなとこまで行ったら焦っちゃわないかな・・・
もう完全に頭上のはるか上です。
無事に降りられることを祈ってますよ・・・
組んでいた旅程は以上!
だいぶ予定より早くはなってしまいましたが、秋田空港へ行き、帰路に着きました。
秋田旅程 まとめ
今回はどこかにマイルを使ったので、行先がランダムで決まり、それに合わせて色々調べて組んだ旅程でした。
最初【秋田 観光スポット】とかで調べていて、雲昌寺は出てこなかったんですよね。
そりゃ年間通しての観光スポットではないですもんね。
書いてる私が感じてるんだから、読んでる方は確実に「雲昌寺のあとなんもないやん」と思われてますよね・・・確かにちょっと厳しい戦いでした。
でも空港で灯篭祭りの写真とかを見てたら結構興味出ました。
東北三大祭りですもんね。
いずれにしても、雲昌寺のアジサイは素晴らしく、そんな期間限定の素敵スポットを偶然見つけられることができて良かったです。
6月下旬~7月上旬に秋田に行く方が雲昌寺のアジサイを知ることができればいいな。
この記事がそんな人の目に留まりますように!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅①
7月上旬に、秋田に旅行に行ってきた旅程のまとめです。
失礼な話だとは思いますが、あまり「秋田県」を旅行先に選ぶ人ってないのでは?
なぜ秋田に行くことになったのか、そして秋田って何があるの?秋田行ったら何すりゃいいの?という方の参考になればと思います!
それではスタート!
雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅
【主なコース】
一日目
秋田空港
角館街 (秋田の小京都。讃岐うどんがお上品)
三郷町ラベンダー園 (7月は紫陽花だけじゃない!満開のラベンダー)
抱き返り渓谷 (往復1時間程の気持ちのいい散歩道。ブルーが深い!)
入道崎灯台 (夕日の名所)
なまはげショー (ローカル感ばっちり!)
二日目
雲昌寺 (朝一目指しても駐車場から歩きますよー)
八望台
牡鹿水族館GAO
ゴジラ岩
寒風山
【目次】
1日目: 秋田の新たなる発見
どこかにマイル
私はほとんどの買い物をJALカード払いにしている零細JALマイラーです。
なんでJALかというと、簡単。沖縄にダイビングのライセンスを取りに行く時に乗った飛行機がJALで、その後もその便で行くことが多かったからです。
後から調べるとANAのがためやすいとか、ソラチカルートでなんちゃらとか陸マイラー向けの情報がたくさんありますが、面倒なのでパス!
家計の支払いを可能な限りJALカードに集中し、それで溜まった分で満喫するというシンプルスタイルです。
でもって、JALマイラーで良かったなと思える面白いサービスがあります。
その名も「どこかにマイル」。
希望の日時を入力すると、その日JALで席が余り気味な行先が4ヶ所表示されます。
この4ヶ所は検索する度にコロコロ変わり、「この4ヶ所のどこかに行ってみたい!」という候補が出た時点で決定ボタン。
その中のどこ行きが当たるかはお楽しみで、それがJALガチャと呼ばれている所以です。
これがまた、往復6000マイルと非常にお得。
どこでもいいからどっか行きたいって時にもいいですし、半強制的に自分じゃ選ばないような場所に旅行に行くのもいいじゃない?
何があるか調べて旅程を組むのって楽しいです。
今回はその「どこかでマイル」で行ったことのない先4ヶ所(秋田・花巻・松山・鹿児島)でガチャを回し、秋田県に決まったというわけです。
これは厳しい戦いになるかも・・・(失礼)
私の旅の目的の優先順位は基本風景、ついでに温泉。
滝フェチとしては元滝伏流水を見てから南に下って山形の庄内エリアもいい。クラゲで有名な水族館も行ってみたいし。
もしくはぐんぐん北上して五能線沿いにドライブするか・・・
など調べまくっているうちに、ある記事が。
「日本の絶景編2017 ベスト絶景」に選ばれた紫陽花の寺
が牡鹿半島にあるとな。
アジサイシーズンもドンピシャだし、ここに行くしか!
ということで牡鹿半島の雲昌寺をメインディッシュに、行ける範囲で行きたいところを検索しまくって旅路を組みました。
角館でつるっつるの稲庭うどん
朝イチで伊丹空港をたち、9時ころ秋田空港着。
最初に訪れたのは角舘町(かくのだて)です。
角館はみちのくの小京都となんて呼ばれており、武家屋敷など風情のある建物が並ぶ素敵なエリアです。
私は本家京都のそばに住んでるのもあって、「小京都?わし大京都行けるからいいや」って写真全然撮らなかったんですよね・・・
ちなみに桜の時期の写真を見るとすごいいい感じですね。
桜と日本家屋は合いますね~。
っと、人の写真でお茶を濁す。。。
まぁそれはさておき、そもそもここに来た目的はランチ!
秋田名物である比内地鶏と稲庭うどんが楽しめる「桜の里」さんで究極の親子丼をいただきました!
地鶏のコリコリ感もさることながら、稲庭うどんのタレがうまい。つるつるっといくらでも食べられそう。
え?写真はって?
ごはんの写真撮る習慣がなかったもので・・・
ブログ始めた以上は、次の旅からちゃんととりますです。
秋田のラベンダー畑
次はラベンダー園へ。そんなのもあるんだ?
探せば結構いろいろ出てくるもんですね。
北海道は何回か行っていますが、ラベンダーの季節には行ったことがありません。
いつか一面のラベンダー畑を見たいなと思ってたのでちょうどいい。
行ったのは美郷町ラベンダー園です。
ちょうどラベンダー祭り的なものをやっていて、出店なんかも出ていました。
ラベンダーってこんなに種類あるの?って思うくらい色んな種類のラベンダーが咲いてました。
白いやつもかわいいですね。
ただ、めっちゃ蜂がいる。
ラベンダー畑の中央を突っ切るにはちょっと恐怖を感じる。
まぁ割とすぐ飽きちゃうので・・・滞在時間短めでしたが、駐車場も見学も無料ですので時間があればぜひって感じ。
ちょっと散歩のちょうどいい抱き返り渓谷
せっかく自然豊かなところに来ているので、どこか自然散策はしたかったんですよね。
また近場でお気軽な散歩コースのある「抱き返り渓谷」を散歩してきました。
うわぁ~、水がきれい!青が濃い!
底が深いところほど青が濃くなるらしいので、部分的には結構深いのかな?
かなり切り立った渓谷で、時間をかけて削られていった時の長さを感じます。
歩道は一部砂利道はあるものの、景色の割りにすごく歩きやすいです。
一番奥まで行くと、滝があります。
この滝、かなり高さがあって見ごたえあり!
三脚持ってくるんだった・・・
往復1時間ほどのちょうど良い散歩コースです。マイナスイオン充電したわー。
牡鹿名物の石焼料理
さて、そろそろ本日のお宿がある男鹿半島に向かいます。
本日の宿泊は、「元湯雄山閣」さん。目玉は男鹿名物の石焼料理です。
なまはげの口からプシュプシュ噴き出る温泉と、石焼料理が売りのお宿。
湯の花といわれる温泉成分が凝縮された泥のようなものが湯舟に付着しています。温泉成分が濃いんでしょうね。
温泉はなかなか熱めです。
そして男鹿名物の石焼料理を。
海の幸をたっぷり入れた木の桶に、真っ赤になるまで焼いた石を投げ込み、一気に加熱することで、魚介に旨味を閉じ込めるらしい。
調理シーンをライブで提供してくれます。
投げ入れるとともに「ジュッ」って音と大量の湯気。
ほんと一瞬で煮立つんですね~。
味噌ベースの汁に魚介の出汁が加わって、海鮮味噌鍋のよう。
視覚・聴覚・味覚で楽しめます。
大変おいしゅうございました!
まだ休めない、夕日百景へ!
普通、旅館行って温泉入ってご飯食べたらゆっくりするわねぇ。
しかし、計画魔の旅はまだ終われない。私にはまだミッションが。
男鹿半島先端日本の夕陽100選にも選ばれている入道崎灯台があります。
そんなん見に行くっきゃないでしょ!
石焼料理はライブ提供なので、食事の時間が決まっています。
でも夕日も見に行きたいので、宿の方に相談したら、夕飯を早めのペースで提供いただき、石焼料理も先に取り分けていただけました。
助かる~(*'▽') なんとか日の入りに間に合いそうです!
入道埼灯台は断崖絶壁。こりゃ怖いわ。
そして日本海の岩はごっつワイルドですね。
時間には間に合ったものの雲が厚くて、夕日が全然顔を見せてくれない。
「雲どけっ、雲どけっ」と祈ってたら、夕日が水平線に沈むギリギリのラインできれいにその層だけ雲がどいてくれました。ラッキー!
秋田がほこる、大人気アトラクション!?
まだ終わらない、秋田の夜。(とはいってもまだ20:30)
近くの公民館で、秋田がほこる大人気アトラクションがあるとな?
その名も、「五風なまはげ太鼓ライブ」
地元の若者たちが結成した和太鼓団体だそうで、町興しを目的にお仕事の傍ら活動されているそうです。
仕事終わりに集まって練習しているんだって。大変ですね。地元愛ですね。
小さい会場ですからね、ナマハゲの格好をして客席を分けて入場してくる様はまるでプロレスラー・・・。
写真を貼っても迫力ないので、Facebookに動画を見つけました。
ご興味あればご覧ください。
www.facebook.com 音出ます。注意を。
子供も泣き出すナマハゲの迫力と、アグレッシブな和太鼓の演奏のコラボで、男鹿温泉郷に熱い夜をもたらせてくれます。
近くの宿に宿泊している方は無料です!
朝9時に秋田空港に着き、夜9時過ぎまでノンストップで観光してきました。
我ながら、詰め込みすぎな旅程( ゚Д゚)
明日は朝からメインディッシュの雲昌寺に向かいます!
つづきはこちら → 雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅②
ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑥
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
その旅程をまとめてみたいと思います。
前の記事はこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑤
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
4日目:ベネチア街歩きとまとめ
初めてのんびり街歩き
さて、私の初の海外一人旅も今日で最終日。正直、疲れてました。
朝の5時から歩きまわるとか、日帰りでフィレンツェまで行ってくるとか、のんびりした旅が好きな人には到底理解できない、詰め込みすぎな旅。
メインの観光スポットだけ記事にしてますが、それ以外にもめっちゃ歩いてますしね。
なんせ、移動手段が徒歩か船しかない街ですからね・・・
さすがにこのペースで徒歩中心の観光していると、丸二日で疲れがピークに達することを学習。
最終日はスーツケースをホテルに預かってもらい、空港に向かう時間まで今度こそゆっくり街を散策することにしました。
ほんとこんな道ばっかり。
今度こそ行き止まりでは!?と進むと、必ず奥に道がある。
街中には大小の川が毛細血管のように張り巡らされていますが、当然海もすぐです。
まさに水の都なんだなと実感。
市場はなんかすごい。この尖がってるの、誰が買っていくの?
チーズも売っているスケールが違う。これ、すっごいお得ですよね?
あと、忘れちゃならないのがカーニバルのマスクね。
お土産に買って行こうかと思ったけど、家にあってもちょっと怖いかもと自粛。
てか、一人こっち見てる。
これなんか、完全にマネキンこっち見てる。怖すぎ。
そして最後に、今回の旅路で色々な表情を見せてくれたサンマルコ広場。
ここ好きだわ。この旅はここから始まり、ここで終わった感。
この後は船でベネチア空港に向かい、私の初めての一人海外旅行は終わりました。
ベネチア一人旅 反省会
あらためて振り返ると、ベネチアの観光は時間的には丸一日でもいいのかもしれません。
自由に24時間使っていいなら、私の旅程はこんな感じかな?
17:00~19:00 ドゥカーレ宮殿でベネチア帝国の力を体感
19:00~ リアルト橋で夜景を見て、ディナー&早めの終身
05:00~ 頑張って早起きして、無人のサンマルコ寺院
06:00~ アカデミア橋で日の出を見る
09:00~ 鐘楼の展望台
10:30~12:30 ブラーノ島を散策&ランチ
14:00~17:00 街を散策
これで24時間。
人混みを避けつつ、感動できるシーンを感じることができるコースだと思います。
ただ、ベネチアは街歩きがとても魅力的な街。
地域によってさまざまな表情がある迷路のような街に迷い込み、一方で運河とともに生きるという非日常感を感じるのが醍醐味。
それを考えるとやっぱり1日じゃもったいないかもしれませんね。
あと、ヴェネチア本島は比較的ホテルが高く、電車で10分ほどのメストレ駅で宿泊される方も多いようです。
が、それだと早朝のサンマルコ広場には辿り着けませんよね。
私はあの光景が忘れられません。
多くの人にそれを見てもらいたい。その為にもなるべくサンマルコ広場のそばにホテルを取ることをお勧めします!
一人旅デビューにピッタリ?
一人海外旅行のデビューって、当然ですが誰しも一回しかありません。デビューですもんね。
誰しもそれなりの勇気を出してその壁を乗り越えるんだと思います。
そこで「嫌な思いをする」と、その後のその人の旅行人生に影響が出ちゃいますよね。
私は「ベネチア」をデビュー戦に選んで、本当に良かったと思います。
まず、街が本当にエキサイティング。美しさ、楽しさ、不思議さ。色んな要素を含んでいます。
街全体がアミューズメントパークですわ。
しかも、コンパクトな所がいい。
観光に色んな交通手段を使って時間をかけていくのは一人旅には合いません。
ベネチア本土はある程度歩いて歩き回れるある種の気軽さがあります。
そして気になるのは治安ですよね。
イタリアは治安が悪いというのはよく聞きますが、ベネチアだけ別物なのかもしれません。
今回の旅の中で「怖い」と思ったことは全くありませんでした。
フィレンツェに行った時は、駅を降りた時点から空気感で「警戒が必要」と感じましたので、やっぱりベネチアはちょっと違うのかもしれません。
一人で海外旅行に行ってみたい。
ベネチアに行ってみたい。
そんな人がこの旅行記で興味を持ってくれれば光栄です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑤
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
そして少し冒険してみたくて、フィレンツェにもデイトリップ。
その旅程をまとめてみたいと思います。
前の記事はこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ④
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
3日目前半:雨のフィレンツェ、雨上がりのベネチア
フィレンツェのシンボル、ドゥオーモへ!
ミケランジェロ広場を後にし、この旅のメインディッシュ、「ドゥオーモ」(正式名:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)に向かいます。
ちょっとイタリアを検索すると必ず出てくる赤レンガ造りの巨大なドーム型天井「クーポラ」と、「ジョットの鐘楼」が有名。
屋上の展望スペースから花の都と言われるフィレンツェの街並みを眺めてみたいものです。
ミケランジェロ広場からフィレンツェの街並みを堪能しながら徒歩で向かいました。
途中、ベッキオ橋が見えました。はて・・・そんなに観光名所なのか?
フィレンツェで一番古い橋らしく、橋の上には様々なお店とアパートがあるらしいです。この距離じゃ全くわかりません。
橋の方まで行って渡る時間もなかったので遠目だけで。
ミケランジェロ広場から約30分ほどで、ついに見えてきました。ドゥオーモ!!
ドゥオーモは、無料で中に入り下からクーポラの天井画を見上げるコースか、有料でクーポラを見ながらてっぺんまで登るコースがあります。
こちら側が無料コースの大聖堂としての正面。無料コースの入口。
無料コースはすごい行列。有料コースは事前予約必須です。
旅行に出る前から勝負は始まっていると言っても過言ではございません。時間短縮のためにも、ここは有料コース事前予約でいかがでしょうか。
予約はこちらのサイトを参考に、公式サイトにて予約いたしました。いたって簡単でしたよ!
ただし、注意点をひとつ!
バウチャーを必ず印刷していくこと!
今の時代、スマホにメールで届いたバウチャーを見せて入れる観光地はたくさんありますが、ここは印刷必須でした(2019年5月現在)。
入口でスマホ画面を見せて「あっちの店で印刷してこい」と指示を受けている人が多数いました。
現地の店で印刷してこいなんて言われても英語で伝えらえる気がしません・・・。
余計な手間を増やさないためにも、必ず印刷していってくださいね。
ドゥオーモで滝修行
ドゥオーモ内部に入り、クーポラの天井画を眺めながら屋上を目指します。
動画からの切り取りなので荒くてすいません。
展望台までの道のりは結構狭く、アクロバティックな部分もあります。お子様やお年寄りはちょっときついかもしれません。
そしてついにあの扉の向こうは屋上だ・・・やっとついたぜ・・・
・・・どしゃ降りじゃないか(悲)
皆さん知ってます?ドゥオーモの展望台って屋根ないんですよ。
あんなかわいいオレンジ色の屋根してるくせに、その先っぽのちょんとしたところは剥き出し。
あまりスペースもないので傘も差しづらい、待機もしづらい。
傘もさせず動けもせず・・・って滝修行やないか。
それでも天気は少しずつ変化し、日差しが出たり出なかったり。
さすが街全体が世界遺産の「フィレンツェ歴史地区」。
一面オレンジ色の屋根に埋め尽くされた街並みは素直に美しい。
それだけに晴れた日に見たかったなー。うーん、タイミングわるっ。
あと、悩ましいのが「ドゥオーモに登るか、ジョットの鐘楼に登るか問題」。
こちらの映っている搭が、ジョットの鐘楼。
ドゥオーモに登ると、クーポラの天井画を間近で見ることができる。また、ジョットの鐘楼より単純に高い位置から街が見渡せる。
ジョットの鐘楼に登ると、クーポラを入れた写真を撮ることができる。
やっぱり写真的にはクーポラが入っていると映えるんですよね~。
「フィレンツェっぽい写真を撮りたい」人はジョットの鐘楼に登った方が良いかもしれません。
まぁ、時間があれば両方登ればいいんでしょうけどね。
フィレンツェデイトリップの感想
フィレンツェには12時着の18時出発、約6時間の滞在。
記事に書いた3つの目的だけだったら十分な時間、むしろちょっと余裕な感じでした。
ただ、ここにウフィツィ美術館やらヴェッキオ宮とかの美術館系を加えたら全然時間が足らないでしょう。
個人的には雨だったのもありミケランジェロ広場の評価が低めです。
ウフィツィ美術館→ビステッカ食う(はずせない)→ドゥオーモの流れで6時間で行けるならデイトリップにはベストかなと思います。
てかまぁ、本来1泊でも足りないくらいの街でしょうが・・・。
さぁ、ベネチアに帰るか~。
雨あがりの夜は
帰路のイタロは少し出発に遅れあり。
時間があったのでサンドイッチを買って車内で食べながらの移動です。
また今日も夜ご飯にレストランへ飛び込めなかった・・・。
ベネチアに着いたのは20時過ぎ。
こちらも雨が降っていた跡がありますが、今は止んできます。
む・・・!?雨上がりの夜。
これはもしや・・・?
皆さん、水たまりの使い方って知ってます?
水たまりに使い方なんてあるんかいなって思うでしょうが、あるんですよこれが。
その使い方とは、写真のリフレクション。
私も写真撮り始めるまで水たまりなんて気にも留めたことがありませんでしたが、水たまりは素敵な写真が撮れるチャンスを秘めています。
ということで、足早にサンマルコ広場へ。
おぉ~、いい感じに水溜まってるじゃないか!
水溜りに反射したライトアップが美しい!
リフレクションを撮るには三脚を思いっきりローアングルにしないといけません。
怪しく這いつくばってると「こいつ何してんだ」って感じで寄ってくるし、それが私的には「スリでは!?」と自衛モードになるし。
何とも落ち着かねー。
警戒心と人の多さでなかなか落ち着いて撮れなかったけど、そもそも撮れると思っていなかったサンマルコ寺院の夜景リフレクションに遭遇できたのはラッキー!
雨よありがとう!(さっきまで恨んでましたが・・・)
フィレンツェへのデイトリップも問題なく行ってこれて、自分の行動力への自信がさらに付きました。
下調べと万全の準備で、誰でもスムーズな旅程を楽しむことができます。
「トラブルが旅のスパイス」なんてことも聞きますが、私としてはトラブルが無いにこしたことはないと思っています。
誰かと行く旅行なら、後から笑い話にできるかもしれません。
でも一人旅のトラブルは笑えない上に、後から笑い話にもならない。
(ピンチを共有してなきゃたいして面白くもない話だろう)
そんな慎重派な我々は、しっかり検索&計画して旅を楽しんで行きましょう。
さて、明日は帰国!最終日は何しようかな?
つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑥
ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ④
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
そして少し冒険してみたくて、フィレンツェにもデイトリップ。
その旅程をまとめてみたいと思います。
前の記事はこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ③
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
3日目前半:フィレンツェへデイトリップ!
イタロでフィレンツェいったろ(寒)
ベネチア旅行3日目は、ちょっと冒険してフィレンツェに日帰りトリップ!
下調べの段階では
「ヴェネチア観光は1日でも十分やで」
みたいな記事も多く、2日半の滞在は長いのかな・・・と思い1日どこか遠征を検討しました。
初の一人海外旅行にしてはちょっとハードル高い?とは思ったけど、ヴェネチアからフィレンツェはイタロで約2時間。
京都から東京に日帰り出張するようなもんか、アリだな。みたいなノリでした。
ベネチアからフィレンツェの移動は、日本でいう新幹線的な鉄道で一本です。
どうも調べると、2社が運行しているとのこと。旧国鉄系のトレニタリアと、私鉄系のイタロです。
所要時間はだいたい同じ約2時間ですが、なんかイタロのが格好いいのと、チケットサイトがわかりやすかったので、都合の良い時間というより「イタロで行く」というのを先に決めてから時間を決めました。
イタロのWEBサイトでのチケットの買い方はこちらを参考にさせていただきました。「ヨーロッパの鉄道のチケットは、レイルヨーロッパを使えば日本語で買えるよ」っていう情報が良くでてきますが、イタロに関してはイタロの公式サイトで全然難しくありませんよ!
あと、早期予約するとめちゃ安い。
座席クラスは4ランクありまして、私は一人で電車にのる不安もあったのでPrimaという1等席の一人掛けで予約しました。
3ヵ月前の予約開始と同時に予約し、片道27€。往復約6000円でフィレンツェまで行けるんだ・・・イタリアの鉄道って安いのね。
で、こちらがイタロ先輩。
フェラーリのデザイナーがデザインしたとか?深紅のボディが素敵です。
車内もとてもきれいで、スーツケース置き場なども完備。
ドリンクとスナックのサービスもあり、USBポートでスマホも充電できちゃいます。
事前に座席指定もできるのですが、ここで注意が一つ。
日本の新幹線だと必ず進行方向に向かって座れますよね?
イタロは背もたれが可動しないので、車両の中央を境に半分が前方向きでもう半分は後方向き。
座席指定の時はどっち向きに走るかわからないので運でしかないのですが、私はずっと進行方向と逆側向き。なんか気持ち悪い感じでした・・・。
それ以外は非常に快適かつ安心してフィレンツェまで移動できました。
車内アナウンスが巻き舌&早口でめっちゃ面白い。
気に入ってなぜか録音までしちゃいました。
張りぼてテンプル
特に遅延もなく、フィレンツェの中心駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ(SMN)駅に到着。
まずびっくりしたのが、「うわ、バスが走ってる!」でした。
ベネチア本土は車やバスが乗り入れ禁止ですから、考えてみたらこの旅で初めて「自動車」を見たんですよね。
このヨーロッパの歴史を感じさせる街並みに、普通にバス。
当たり前なのに、すっごい違和感を感じちゃいましたね。
そして残念ながらフィレンツェに着いた時はあいにくの雨。
結局一日降ったり止んだりの、イマイチな天気。
昨日が快晴だっただけに、雨が降るとこんなテンション落ちるのかって感じ。
とりあえず近場のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会から行くことに。
えっと、大道具さん・・・ちょっと張りぼて過ぎませんかね?予算無かった?
なんかのセットじゃね?って感じの外観。
おぃおぃ、わし昨日ベネチアがっちり観光して来たんだぜ?
昨日一日で、すっかりヨーロッパかぶれだぜ?ちょっと舐めてる?
それともこれがフィレンツェ君の実力?
みたいなちょっとやさぐれた感じで突入したんですよ。
お、おぅ・・・めちゃカッコいいやんか・・・
ちょっとなめて入った内部は、それはもう素敵な造りでした。
まず、床の模様が好き。
タイルなのか石なのか、白と黒を規則的に組み合わせて紡ぐ模様がなんともおしゃれ!
そしてその白と黒の食い合わせが柱の上部の縁取りにも使われていて、それでいて日本のお葬式感は全くない。同じ白と黒の組み合わせなのに。
キリストが鎮座しているスペースも厳かです。
このスペースも建物自体も天井がドーム形なんですね。
柱が少なく、天井も高い。そしてドーム天井なので余計大空間に見えます。
かっちょいいわ~。はりぼて感からのこの内装、いい意味で期待裏切られました。
一人でも食べられるビステッカ
今回の旅行内で「安くてうまい肉は食えんもんかのぅ」とリサーチしていました。
ほぅ、フィレンツェの名物でビステッカなる肉料理があるとのこと。
まぁ、いわゆるビーフステーキです。語源は英語のBeef Steakで、ビステッカ。
画像検索で出てくる肉の塊が食欲をそそるのだが・・・それにしてもでかくないか?
ビステッカがビステッカであるためには、それなりの肉の厚みが必要らしく、たいていは1kg以上からしか調理してくれないらしい。
一人でも食べられるビステッカ。これはかなり検索した記憶があります。
で、なんとか見つけたのはこちら。
こちらのメニューの「ソロビステッカ」は十分なお肉とサラダ、ポテト、パン、ワイン、お水がセットになっていて19.5€。
ランチ限定ではありますが、お手頃価格でビステッカが食べられます!なんたる朗報!
私は念のため予約をしておきました。
雨もやまないので予約時間より早め、開店同時くらいに行ったのでスカスカでしたが、順当にお客さんは入ってきたので混み合う時間帯は予約した方が無難かもしれません。
予約される方は、同じ名前で何店舗かあるみたいなので気を付けてくださいね。
パンをつまみ、ワインをチビチビ飲んでるうちにうまそうな肉キター!
当時はブログ始めるとは思わなかったので、飯の写真が手抜き過ぎる。
写真はあんまりおいしくなさそうですが、塩コショウだけのシンプルな味付けなのに、うまい!てか、肉食ってる感が半端ない!
ボリュームは結構あります。終盤は格闘です。
でもこれがソロ用でスタンダードなサイズなんですもんね。
堪能しました~、もう入らん。
全国のステーキ好きが「フィレンツェで一人でビステッカ」の検索ワードでこの店を見つけることができますように!!
雨の中、ミケランジェロ広場へ
このフィレンツェデイトリップは6時間一本勝負。
時間が短かったので美術館系は諦めていて、優先順位としては
1.ドゥオーモのクーポラに登る
2.ビステッカ食う
3.ミケランジェロ広場で写真
でした。
1は夕方で予約済、2はクリアしたので3を目指します。
ちなみにミケランジェロ広場というのはフィレンツェ市内の高台にある広場で、街が一望できる広場です。
広場からの写真を検索していると、目を奪われるのは夕景の写真。
これ撮りてぇなーって思いましたが、5月のイタリアは日が長く、21時近くならないと夕景は見れません。
よって今回はあきらめ~。どうせ雨だったしね。
ミケランジェロ広場へのバスも調べてましたが、結局その場でgoogle先生のおっしゃる通りのバス停でおっしゃる通りの時間に来たバスに乗って到着。
まじGoogle 先生、恩師。
ミケランジェロ広場に到着した瞬間、奇跡的に雨が止む。うぉー、ついてるぜ!
やっぱり街の中でもドゥオーモの存在感が際立ちますよね。いいアクセント。
青空じゃないのが残念でしたが、曇天もちょっと物憂げな感じで良しとしましょう。
結局雨が上がっていたのは一瞬で、また降ってきちゃったのでゆっくり写真を撮れず。
あとは場所取りが厳しい場所ですね。
一番おいしそうなこの画角で撮れるスペースは非常に限られております。ガンバ!
よし、2つ目の目的もクリア。
さて、最後の目的地、ドゥオーモ目指して進みます!帰りは下りだから徒歩!
つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑤
ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ③
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
その旅程をまとめてみたいと思います。
前の記事はこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ②
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
2日目午後:メルヘン&ゴージャス
映えの島、ブラーノ
誰の掛け声でこんなかわいらしい島になったの?
ってくらい、ブラーノ島のかわいらしさは群を抜いています。
おっさんでもウキウキしちゃいます。
元々は漁師の島で霧が深く、霧の中でも自分の家がどれか見付けられるように近所とかぶらない色をつけたのが理由でこんなカラフルな島になったとのこと。
それにしても、おとぎの国か、アミューズメントパークか・・・
ベネチア本土とはまた違った魅力にあふれています。
お店もかわしい、民家もかわいい。
きれいなブルーにホワイトのアクセントとか、ラベンダー色のおうちにラベンダーの花とか。
色の組み合わせ、調和がセンス抜群です。
窓辺に花を添えるだけでなんでこんなにオシャレに見えちゃうんでしょう?
新築ですかね?
やっぱりこの島の街並みにあこがれて引っ越してくる人とかもいるんでしょうか。
この島に住むには島の一員としてこの美観を保つ義務も発生するんでしょうね~。
のんびり散歩していたらレストランが少しずつ埋まってきました。
お一人様だし、混んじゃう前に食べましょう。
漁師の島ですからやっぱりシーフードがお勧めとのこと。
フリットミストをビールで流し込みたいなーって思ってて、立て看板のメニューを頼りにこちらにしました。
後から見たらめっちゃ人気店じゃないですか。
青い空、カラフルな建物、気持ちのいいテラス席。
そしてお目当てのフリットミストとスパークリングワインをオーダー。
お皿いっぱいのフリットミスト(写真がいまいち)、うまい!
でも量が多くて飽きちゃうんですよね~。。。
一人旅のつらいところですね。
そしてもじもじしながら「食後にティラミスを」と。
このティラミスが激うまでした。
普段食後のデザートなんて食べるタイプじゃないんですけど、イタリアのティラミスはおいしいと聞いていたのでどこかで食べてみたかったんですよね。
コンビニのティラミスしか食べたことないので比較するのもあれですが、とにかくとろける。
ぜひ皆さんもイタリア滞在中にどこかで食べてみてください。
ランチの後はまた写真撮りながらブラブラ。
こんなに写真撮りたくなる街もないよなー。
特にこの街並みは人を入れて(女の子限定)撮りたくなりますね・・・もっと英語力があれば( ;∀;)
のんびりした散策で、滞在時間はランチ込みで約2時間でした。
さて、船で戻るぞー。
ヨーロッパの教会を初体験
ブラーノ島から船で本土に戻ってくる際にひときわ目立つ特徴的な建物があります。
今朝アカデミア橋で朝日を浴びていた、頭が玉ねぎ型のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂です。名前長いよ。
船をこちら近くで降りて、中を見学してみました。
見学料は無料で自由に入れる感じ。
私にとっては初めてのヨーロッパの教会です。
八角形の建物が非常に特徴的で、教会内はオルガンが鳴り響き雰囲気いっぱい。
日本の古い建物と比べて天井の高さが目立ちます。屋根が玉ねぎ型も多いですよね。
木造でなく石造の文化だからこれだけ背の高さが実現できるのでしょうか?
あほみたいに口開けて上ばかり眺めちゃいます。
日本だったら別に仏教徒じゃなくても、
お寺行ったらお賽銭入れて鈴鳴らして、二礼二拍手で・・・って感じだけど、
教会の場合はどう立ち振る舞えばいんでしょうか。
とりあえず神妙な顔だけしておきました。誰か教えてください・・・
度肝を抜かれるドゥカーレ宮殿
こちらはサンマルコ聖堂。
事前のリサーチだと、ここはいまいち人気がない。
その隣にあるドゥカーレ宮殿はかなりいいらしい。
ただ、すごい行列。
朝の5時から動いてるから結構疲れも出てきて、一度ホテルに戻って休憩です。
本土のホテルはこれができるから楽だね。そういう点で私は本土のホテルをお勧めします。
ちょっと昼寝して18時頃を目安に向かったら行列どころか中もガラガラ。
19時までということで見学時間は短くなってしまいますが、美術館的なところをしっかり見たいわけではない人には、空いていてサクサク進めるこの時間帯がお勧めです。
内部では、とにかく「絵のでかさ」に度肝を抜かれます。
そして天井画の豪華なこと・・・。
人の入っている写真で見るとなおのことおわかりいただけると思います。
しかし、こんなの序の口でした。
ラスボスがこちら・・・
ラスボスこと(勝手に呼んでるだけだが)「大評議会の間」。25m×54m。
めーっちゃ広い!!ドッジボールコート4面取れるわ。これで昼休みもケンカ無し!
写真奥一面に描かれているのが世界最大級の油絵、ティントレット「天国」です。
縦7.5m×横25m。でかい!
てか、ドゥカーレ宮殿見学中はずーっと「でけー」ってつぶやいてた。
その他にも当時の武器(刀とか盾とか)の展示などもあり、男心をいい感じにくすぐってくれます。
うーむ、かなり攻撃力高そうです。
ラスボス部屋に行く前にここで装備を整えないと(謎)
こちらはドゥカーレ宮殿の中庭。宮殿てくらいですからね、ゴージャスでしたよ。
1時間という限られた時間でしたが、十分楽しめた!
夕方なら当日券で全く問題ありません。
美術にそんな興味なくてもこちらは行く価値ありですよ!
観光で勝って、ごはんで負けた
ヴェネチア旅行で後悔していること、それは勇気を出して夜のレストランに飛び込めなかったことです。
昼は飛び込めたのに、夜はなんか敷居が高くて・・・そもそも一人旅の人自体が少ないですしね。
この日の夜は、そんなことも予想して調べておいたテイクアウト専門のパスタ屋さんで済ませました。
トマト系、クリーム系、そして有名なイカ墨・・・
迷ったあげく、イタリアと言えばトマトだろうと、アマトリチャーナをお願いしました。
うーん、普通。
トリップアドバイザーでは高評価ですし、そりゃ日本で食べるパスタよりもちもちしてて美味しいのですが、
「イタリアでうまいパスタ食ってきたぜ」
とは言えないかな。
疲れちゃってホテルで食べたいとか、一人でレストランに入る勇気が出ない人にはお勧めです。
しかし、今でもちゃんとしたパスタを食べてみたかった思いは後を引いてます・・・
さて、明日はフィレンツェはデイトリップだ!
つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ④
ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ②
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
その旅程をまとめてみたいと思います。
前の記事はこちら→ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ①
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
2日目午前:朝から絶景目白押し
無人のサンマルコ広場が神聖すぎる
2日目は早朝からアカデミア橋の朝焼けを撮りに行こうと早起きするつもりでした。
時差ボケのせいか思ったより寝れず、もう朝5時から動く気満々モード。
日の出には時間があるし、ちょっとサンマルコ広場に行ってみるか!
明け方の身が引き締まるような寒さの中向かいます。
サンマルコ広場は四方を背の高い建物で囲まれているので、その建物をくぐり抜けるまで中の様子は見えません。
さて、ここをくぐったら広場か・・・
ドーン!
うぉぉー!
す、すげぇ・・・しかも誰もいねぇ・・・
入った瞬間身震いしました。
周りを囲む大理石の回廊は綺麗にライトアップされ、正面にはサンマルコ寺院と鐘楼の姿。
世界一美しいとも称されるこの厳かで広大な広場にいるのは自分一人。
まるで自分だけに用意されたステージのよう。この空間貸し切りやで!
この瞬間の心の震えみたいなものは今でも忘れません。まじめにちょっと涙出ました。
時間は朝5時15分。早起きするだけでこの贅沢すぎる瞬間を味わえるなんて最高じゃないですか!?
眠くなったら昼間ホテル帰って寝ればいんです。とにかくこの感動を体験して欲しい。
一生記憶に残る思い出になるはずです。
アカデミア橋からの朝焼け
旅の冒頭からとんでもないものを見れて、気分は完全に上がってます。
次はアカデミア橋からの朝焼けを見に。
アカデミア橋は日の出のオレンジ色がサンタ・マリア・デッラサルータ聖堂を染めた様子が美しい、朝焼けの人気スポットです。
同じく絶景を狙って三脚を立てている方々がいらっしゃいました。
まだちょっと早いか。
だんだん染まってきた!
ちょっとここで日の出の写真を撮りに行く時の心構えを。
日の出時間の30分くらい前から空は明るくなりますが、そこで慌てなくても大丈夫。
日の出が一番美しいのは日の出時刻後から15分位して始まるブルーアワー&マジックアワーです。
日の出の場合は朝と夜の合間の青い時間帯、ブルーアワーが始まり、その後紫、オレンジや金色など刻々と色の変わるマジックアワーが楽しまめます。
この日は思っていたよりは焼けなくて残念でしたが、背景がまたいいですからね。異国情緒あふれる美しい夜明けを写真に納めることができました。
しばらく眺めていると船が行き交いはじめ、朝の生活が始まります。
この街はパトカーも、運送屋も、ゴミ収集車も、高所作業車も全て船。
旅の中で、運河の街ならではの苦労や驚きをいくつも発見することができました。ほんと興味深い街です。
ベネチアはホテルもメルヘン
朝焼けを堪能してから一度ホテルに戻り、朝食。
ちなみにベネチアの運河沿いのホテルにはだいたいこんな船着き場があり、水上タクシーを使うとここに着けてくれるようです。
うーん、ゴージャス。完全に映画の世界ですね。
ちなみに私が今回泊ったのはホテルベッチャー。写真の左側、赤い屋根が目印です。
ずいぶん裏通りの目立たないところに泊ったね!?って思うかもしれませんが、ベネチアってこんな路地ばっかり。Googleマップがないと多分たどり着けません
。逆に、口コミでは迷う迷うって書いてあったけど、Googleマップさえあれば全然でした。
さて部屋はというと・・・
いやーん、メルヘン。
おじさん恥ずかしくなちゃうわ。
ホテルの評価としては、従業員さんは普通に親切だし、朝食も充実していました。
バスタブがないのは残念だったけどお湯もしっかり出るし。ただ、高かった。
ベネチアのホテルは結構年季が入った建物が多い割りに値段はお高めです。
5月上旬で3泊で64000円。今思えばもうちょっと何とかなったやろって思いますが・・・まぁ初めてだからしゃーない。
本土のど真ん中だったので観光には良かったですね。疲れたら戻れるし、トイレ行きたくなったら戻れるし(*'▽')
朝を制するものは絶景を制す
朝食スタート時間の7時半に速攻でいただき、また散策に。この日本人せわしねーなーって思われていたはず。
まぁいいさ。今日はヴェネチアの街をひたすら歩くぜ。
まずは混む前にドゥカーレ宮殿横の鐘楼に登ります。
日中は凄い行列になるようでしたので、オープンの9時ちょうどに向かいました。
展望台まではエレベーターであっという間。
青い海とオレンジ色の屋根が非常にマッチしていて、「あぁ、ヨーロッパだよね」って気持ちが最高潮に上がります。
360°見渡せるのでヴェネチアの街全体の雰囲気がつかめます。
真下にあるサンマルコ広場にも少しずつ人がわいてきて、今朝あそこを独り占めした優越感がふつふつと湧き上がってきました。
「俺、おまえらの知らないあいつを知ってるんだぜ」
みたいな。
それにしても天気が良くて最高!
ヴァポレット24時間券購入の試練
ヴェネチアは運河の街。バスや電車、タクシーと言った公共交通機関はございません。
現地の人も、観光客もみなヴァポレットと呼ばれる船で移動します。
特に観光客は船を乗り継いであちこち行ってみたくなりますよね?その場合は24、48、72時間券というものが用意されています。
私の失敗は、ヴァポレットのチケットを空港で買っておかなかったこと・・・。
この日は一番にブラーノ島に行く予定でした。
大きな水上バスの駅なら24時間券が買えると書いてあったので、ブラーノ島行きで都合の良い船が出るフォンダメンタ・ヌォーヴェ駅まで行ってみたのですが、そのチケット売り場が見つからない・・・
仕方ないのでサンタルチア駅まで買いに行くことにしました。
駅までの道中はほんと絵になる街並みが楽しめます。
この辺りは観光地でなく地元の人らが暮らしているエリア。
なんともまぁいい雰囲気です。
だがしかし・・・サンタルチア駅に着くと、人・人・人。
一気に「あれ、ディズニーシーに来てたんだっけ?( ;∀;)」って感じになります。
ベネチア本土ほホテルが高いので、サンタルチア駅から10分位の「メストレ駅」周辺に泊まる観光客も多いです。
ちょうど10時過ぎだったので、そのメストレから来た観光客でごった返してまして、券売機も行列。
行列ゆえ、スムーズに買えない者への過酷なプレッシャー・・・。ちょっと戸惑ったけど優しいお兄さんがサポートしてくれて、無事チケットGETできました!
事前に「券売機で教えてくれる人は後からチップを要求してくる」みたいなのも読んでいたので、今回はたまたま善意の人でラッキーだったのかもしれません。
チケットは買ったタイミングじゃなく、初めて船に乗る際に機械にタッチした時点から時間のカウントが始まります。
どこかのタイミングで24時間券など使われる予定の方は空港の券売機のノンプレッシャーの中で購入しておくとスムーズに旅が進められると思いますよ。
無事チケットをGETできたものの、人気観光地であるブラーノ島行きの船に乗るのも行列。
というか、どの船乗り場も行列だらけでどの列がどの船かよくわからんカオス状態で、多分横入りで無事乗船・・・すんません。
あらら、通りすがる船も満員だ。
ムラーノ島、ブラーノ島はベネチア本土からヴァポレットに乗って1時間とかで行ける観光地。
ムラーノ島はベネチアングラスで有名な島で、ブラーノ島はレースとカラフルな街並みが有名。
検索しててでてきたブラーノ島の街並みに一瞬で心を奪われてしまった私は、ブラーノ島一択でしたが、両方まわる人も多そうでした。
どちらも人気の島なので、ヴァポレットの件は先に買っておくこと、そしてなるべく早い時間に向かうことをお勧めいたします。
つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ③