ベストな「旅程」の反省会

検索魔が調べまくって立てた「旅程」で実際に旅してきた感想ブログ

ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ②

 

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私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア

だって街が美しすぎるんだもん。

もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。

その旅程をまとめてみたいと思います。

 

 

前の記事はこちら→ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ① 

 

美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅 

【主なコース】

【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn

【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿

【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場

【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ

  

【目次】  

 

 

 2日目午前:朝から絶景目白押し 

 

無人のサンマルコ広場が神聖すぎる

2日目は早朝からアカデミア橋の朝焼けを撮りに行こうと早起きするつもりでした。

時差ボケのせいか思ったより寝れず、もう朝5時から動く気満々モード。

日の出には時間があるし、ちょっとサンマルコ広場に行ってみるか!

明け方の身が引き締まるような寒さの中向かいます。

 

サンマルコ広場は四方を背の高い建物で囲まれているので、その建物をくぐり抜けるまで中の様子は見えません。

さて、ここをくぐったら広場か・・・

 

 

 

ドーン!

 

 

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うぉぉー!

 

 

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す、すげぇ・・・しかも誰もいねぇ・・・

 

入った瞬間身震いしました。

周りを囲む大理石の回廊は綺麗にライトアップされ、正面にはサンマルコ寺院と鐘楼の姿。

世界一美しいとも称されるこの厳かで広大な広場にいるのは自分一人

まるで自分だけに用意されたステージのよう。この空間貸し切りやで!

 

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この瞬間の心の震えみたいなものは今でも忘れません。まじめにちょっと涙出ました

時間は朝5時15分。早起きするだけでこの贅沢すぎる瞬間を味わえるなんて最高じゃないですか!?

くなったら昼間ホテル帰って寝ればいんです。とにかくこの感動を体験して欲しい。

一生記憶に残る思い出になるはずです。

 

 
アカデミア橋からの朝焼け

旅の冒頭からとんでもないものを見れて、気分は完全に上がってます。

 

次はアカデミア橋からの朝焼けを見に。

アカデミア橋は日の出のオレンジ色がサンタ・マリア・デッラサルータ聖堂を染めた様子が美しい、朝焼けの人気スポットです。

同じく絶景を狙って三脚を立てている方々がいらっしゃいました。

 

 

まだちょっと早いか。

 

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だんだん染まってきた!

 

 

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ちょっとここで日の出の写真を撮りに行く時の心構えを。

日の出時間の30分くらい前から空は明るくなりますが、そこで慌てなくても大丈夫

日の出が一番美しいのは日の出時刻後から15分位して始まるブルーアワー&マジックアワーです。

日の出の場合は朝と夜の合間の青い時間帯、ブルーアワーが始まり、その後紫、オレンジや金色など刻々と色の変わるマジックアワーが楽しまめます。

 

この日は思っていたよりは焼けなくて残念でしたが、背景がまたいいですからね。異国情緒あふれる美しい夜明けを写真に納めることができました。

 

 

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しばらく眺めていると船が行き交いはじめ、朝の生活が始まります。

この街はパトカーも、運送屋も、ゴミ収集車も、高所作業車も全て船。

旅の中で、運河の街ならではの苦労や驚きをいくつも発見することができました。ほんと興味深い街です。

 

ベネチアはホテルもメルヘン

 

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朝焼けを堪能してから一度ホテルに戻り、朝食。

ちなみにベネチアの運河沿いのホテルにはだいたいこんな船着き場があり、水上タクシーを使うとここに着けてくれるようです。

うーん、ゴージャス。完全に映画の世界ですね。

 

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ちなみに私が今回泊ったのはホテルベッチャー。写真の左側、赤い屋根が目印です。

www.tripadvisor.jp

ずいぶん裏通りの目立たないところに泊ったね!?って思うかもしれませんが、ベネチアってこんな路地ばっかり。Googleマップがないと多分たどり着けません

。逆に、口コミでは迷う迷うって書いてあったけど、Googleマップさえあれば全然でした。

 

 

さて部屋はというと・・・

 

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いやーん、メルヘン。

おじさん恥ずかしくなちゃうわ。

ホテルの評価としては、従業員さんは普通に親切だし、朝食も充実していました。

バスタブがないのは残念だったけどお湯もしっかり出るし。ただ、高かった。

 

ベネチアのホテルは結構年季が入った建物が多い割りに値段はお高めです。

5月上旬で3泊で64000円。今思えばもうちょっと何とかなったやろって思いますが・・・まぁ初めてだからしゃーない。

本土のど真ん中だったので観光には良かったですね。疲れたら戻れるし、トイレ行きたくなったら戻れるし(*'▽')

 

朝を制するものは絶景を制す

朝食スタート時間の7時半に速攻でいただき、また散策に。この日本人せわしねーなーって思われていたはず。

まぁいいさ。今日はヴェネチアの街をひたすら歩くぜ。

 

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まずは混む前にドゥカーレ宮殿横の鐘楼に登ります。

日中は凄い行列になるようでしたので、オープンの9時ちょうどに向かいました。

展望台まではエレベーターであっという間。

青い海とオレンジ色の屋根が非常にマッチしていて、「あぁ、ヨーロッパだよね」って気持ちが最高潮に上がります。

 

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360°見渡せるのでヴェネチアの街全体の雰囲気がつかめます。

真下にあるサンマルコ広場にも少しずつ人がわいてきて、今朝あそこを独り占めした優越感がふつふつと湧き上がってきました。

「俺、おまえらの知らないあいつを知ってるんだぜ」

みたいな。

それにしても天気が良くて最高!

 

ヴァポレット24時間券購入の試練

 

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ヴェネチアは運河の街。バスや電車、タクシーと言った公共交通機関はございません。

現地の人も、観光客もみなヴァポレットと呼ばれる船で移動します。

特に観光客は船を乗り継いであちこち行ってみたくなりますよね?その場合は24、48、72時間券というものが用意されています。

 

私の失敗は、ヴァポレットのチケットを空港で買っておかなかったこと・・・。

この日は一番にブラーノ島に行く予定でした。

大きな水上バスの駅なら24時間券が買えると書いてあったので、ブラーノ島行きで都合の良い船が出るフォンダメンタ・ヌォーヴェ駅まで行ってみたのですが、そのチケット売り場が見つからない・・・

仕方ないのでサンタルチア駅まで買いに行くことにしました。

 

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駅までの道中はほんと絵になる街並みが楽しめます。

この辺りは観光地でなく地元の人らが暮らしているエリア。

なんともまぁいい雰囲気です。

 

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だがしかし・・・サンタルチア駅に着くと、人・人・人。

一気に「あれ、ディズニーシーに来てたんだっけ?( ;∀;)」って感じになります。

 

ベネチア本土ホテルが高いので、サンタルチア駅から10分位の「メストレ駅」周辺に泊まる観光客も多いです。

ちょうど10時過ぎだったので、そのメストレから来た観光客でごった返してまして、券売機も行列

行列ゆえ、スムーズに買えない者への過酷なプレッシャー・・・。ちょっと戸惑ったけど優しいお兄さんがサポートしてくれて、無事チケットGETできました!

 

事前に「券売機で教えてくれる人は後からチップを要求してくる」みたいなのも読んでいたので、今回はたまたま善意の人でラッキーだったのかもしれません。 

 

チケットは買ったタイミングじゃなく、初めて船に乗る際に機械にタッチした時点から時間のカウントが始まります。

どこかのタイミングで24時間券など使われる予定の方は空港の券売機のノンプレッシャーの中で購入しておくとスムーズに旅が進められると思いますよ。

 

無事チケットをGETできたものの、人気観光地であるブラーノ島行きの船に乗るのも行列

というか、どの船乗り場も行列だらけでどの列がどの船かよくわからんカオス状態で、多分横入りで無事乗船・・・すんません。

あらら、通りすがる船も満員だ。

 

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ムラーノ島、ブラーノ島はベネチア本土からヴァポレットに乗って1時間とかで行ける観光地。

ムラーノ島はベネチアングラスで有名な島で、ブラーノ島はレースとカラフルな街並みが有名。

検索しててでてきたブラーノ島の街並みに一瞬で心を奪われてしまった私は、ブラーノ島一択でしたが、両方まわる人も多そうでした。

 

どちらも人気の島なので、ヴァポレットの件は先に買っておくこと、そしてなるべく早い時間に向かうことをお勧めいたします。

 

つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ③