ベストな「旅程」の反省会

検索魔が調べまくって立てた「旅程」で実際に旅してきた感想ブログ

ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑤

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私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア

だって街が美しすぎるんだもん。

もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。

そして少し冒険してみたくて、フィレンツェにもデイトリップ。

その旅程をまとめてみたいと思います。

 

前の記事はこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ④

 

美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅 

【主なコース】

【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn

【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿

【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場

【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ

  

【目次】  

 

 

3日目前半:雨のフィレンツェ、雨上がりのベネチア

フィレンツェのシンボル、ドゥオーモへ!

ミケランジェロ広場を後にし、この旅のメインディッシュ、「ドゥオーモ」(正式名:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)に向かいます。

 

ちょっとイタリアを検索すると必ず出てくる赤レンガ造りの巨大なドーム型天井「クーポラ」と、「ジョットの鐘楼」が有名。

屋上の展望スペースから花の都と言われるフィレンツェの街並みを眺めてみたいものです。

 

ミケランジェロ広場からフィレンツェの街並みを堪能しながら徒歩で向かいました。

 

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途中、ベッキオ橋が見えました。はて・・・そんなに観光名所なのか?

フィレンツェで一番古い橋らしく、橋の上には様々なお店とアパートがあるらしいです。この距離じゃ全くわかりません。

橋の方まで行って渡る時間もなかったので遠目だけで。

 

ミケランジェロ広場から約30分ほどで、ついに見えてきました。ドゥオーモ!!

 

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ドゥオーモは、無料で中に入り下からクーポラの天井画を見上げるコースか、有料でクーポラを見ながらてっぺんまで登るコースがあります。

 

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こちら側が無料コースの大聖堂としての正面。無料コースの入口。

 

無料コースはすごい行列。有料コースは事前予約必須です。

旅行に出る前から勝負は始まっていると言っても過言ではございません。時間短縮のためにも、ここは有料コース事前予約でいかがでしょうか。

 

予約はこちらのサイトを参考に、公式サイトにて予約いたしました。いたって簡単でしたよ!

 

ただし、注意点をひとつ!

バウチャーを必ず印刷していくこと!

 

今の時代、スマホにメールで届いたバウチャーを見せて入れる観光地はたくさんありますが、ここは印刷必須でした(2019年5月現在)。

入口でスマホ画面を見せて「あっちの店で印刷してこい」と指示を受けている人が多数いました。

現地の店で印刷してこいなんて言われても英語で伝えらえる気がしません・・・。

余計な手間を増やさないためにも、必ず印刷していってくださいね。

 

ドゥオーモで滝修行

 

ドゥオーモ内部に入り、クーポラの天井画を眺めながら屋上を目指します。

 

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動画からの切り取りなので荒くてすいません。


展望台までの道のりは結構狭く、アクロバティックな部分もあります。お子様や
お年寄りはちょっときついかもしれません。

そしてついにあの扉の向こうは屋上だ・・・やっとついたぜ・・・

 

 

 

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・・・どしゃ降りじゃないか(悲)

 

皆さん知ってます?ドゥオーモの展望台って屋根ないんですよ。

あんなかわいいオレンジ色の屋根してるくせに、その先っぽのちょんとしたところは剥き出し。

あまりスペースもないので傘も差しづらい、待機もしづらい。

傘もさせず動けもせず・・・って滝修行やないか。

 

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それでも天気は少しずつ変化し、日差しが出たり出なかったり。

 

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さすが街全体が世界遺産の「フィレンツェ歴史地区」。

一面オレンジ色の屋根に埋め尽くされた街並みは素直に美しい。

それだけに晴れた日に見たかったなー。うーん、タイミングわるっ。

 

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あと、悩ましいのが「ドゥオーモに登るか、ジョットの鐘楼に登るか問題」

 

こちらの映っている搭が、ジョットの鐘楼。

ドゥオーモに登ると、クーポラの天井画を間近で見ることができる。また、ジョットの鐘楼より単純に高い位置から街が見渡せる。

ジョットの鐘楼に登ると、クーポラを入れた写真を撮ることができる。

 

やっぱり写真的にはクーポラが入っていると映えるんですよね~。

「フィレンツェっぽい写真を撮りたい」人はジョットの鐘楼に登った方が良いかもしれません。

まぁ、時間があれば両方登ればいいんでしょうけどね。

 

フィレンツェデイトリップの感想

 

フィレンツェには12時着の18時出発、約6時間の滞在。

記事に書いた3つの目的だけだったら十分な時間、むしろちょっと余裕な感じでした。

ただ、ここにウフィツィ美術館やらヴェッキオ宮とかの美術館系を加えたら全然時間が足らないでしょう。

 

個人的には雨だったのもありミケランジェロ広場の評価が低めです。

ウフィツィ美術館→ビステッカ食う(はずせない)→ドゥオーモの流れで6時間で行けるならデイトリップにはベストかなと思います。

てかまぁ、本来1泊でも足りないくらいの街でしょうが・・・。

 

さぁ、ベネチアに帰るか~。

 

雨あがりの夜は

 

帰路のイタロは少し出発に遅れあり。

時間があったのでサンドイッチを買って車内で食べながらの移動です。

また今日も夜ご飯にレストランへ飛び込めなかった・・・

 

ベネチアに着いたのは20時過ぎ。

こちらも雨が降っていた跡がありますが、今は止んできます。

 

む・・・!?雨上がりの夜。

これはもしや・・・?

 

皆さん、水たまりの使い方って知ってます?

 

水たまりに使い方なんてあるんかいなって思うでしょうが、あるんですよこれが。

その使い方とは、写真のリフレクション

 

私も写真撮り始めるまで水たまりなんて気にも留めたことがありませんでしたが、水たまりは素敵な写真が撮れるチャンスを秘めています。

ということで、足早にサンマルコ広場へ。

 

 

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おぉ~、いい感じに水溜まってるじゃないか!

 

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水溜りに反射したライトアップが美しい!

 

リフレクションを撮るには三脚を思いっきりローアングルにしないといけません。

怪しく這いつくばってると「こいつ何してんだ」って感じで寄ってくるし、それが私的には「スリでは!?」と自衛モードになるし。

何とも落ち着かねー。

 

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警戒心と人の多さでなかなか落ち着いて撮れなかったけど、そもそも撮れると思っていなかったサンマルコ寺院の夜景リフレクションに遭遇できたのはラッキー!

 

雨よありがとう!(さっきまで恨んでましたが・・・)

 

 

フィレンツェへのデイトリップも問題なく行ってこれて、自分の行動力への自信がさらに付きました。

下調べと万全の準備で、誰でもスムーズな旅程を楽しむことができます。

 

「トラブルが旅のスパイス」なんてことも聞きますが、私としてはトラブルが無いにこしたことはないと思っています。

 

誰かと行く旅行なら、後から笑い話にできるかもしれません。

でも一人旅のトラブルは笑えない上に、後から笑い話にもならない。

(ピンチを共有してなきゃたいして面白くもない話だろう)

 

そんな慎重派な我々は、しっかり検索&計画して旅を楽しんで行きましょう。

さて、明日は帰国!最終日は何しようかな?

 

つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ⑥