ベストな「旅程」の反省会

検索魔が調べまくって立てた「旅程」で実際に旅してきた感想ブログ

赤目四十八滝は歩いても撮っても楽しい

 

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突然ですが、滝とカメラの組み合わせって最高じゃないですか!?

 

まず滝自身がマイナスイオンをプンプン発生させてらっしゃいますからその空間にいるだけでも心から癒される。

加えて滝の水の流れを絹のような滑らかな柔らかさで記録に残せるのは一眼レフカメラならではの特権。

カメラを始めた人なら一度は「こういうの撮ってみたい」って思うんじゃないでしょうか!

 

滝を絹のように写すこと自体は三脚と設定の知識さえあれば決して難しいことではありません。

難しくない分、ひとつの滝だけを撮りに行っても結構飽きちゃうんじゃないかな?って思います。

実際私が初めて滝を撮りに行った時も、色々設定して「おぉ、こんなの撮ってみたかったんだ!」って達成感はありましたが、滝自体が撮りがいのある大きい滝だと撮れる位置もわりと決まっていて、変化が乏しんですよね。

 

ということで近畿エリアにお住まいの方にお勧めしたいのが、三重県名張市にあります赤目四十八滝です。

akame48taki.com

三重県とは言っても奈良県との県境あたりで、車さえあれば大阪からのアクセスもそんなに悪くありません。

 

なにせ一番のメリットは、四十八滝の名前の通り、様々な表情の滝がひとつのスポットで楽しめること。中でも赤目五瀑と呼ばれる5つの見ごたえのある滝がありまして、それぞれ表情がかなり異なるので飽きずに練習できます。もちろんマイナスイオンも出まくってますよ~。

 

では、赤目五瀑を中心にご紹介いたします!

 

 

1.赤目五瀑 不動滝(ふどうたき)

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入口から約5分、まず近場で我々を出迎えてくれるのは不動滝

ちょっと上から見下ろす感じなので分かりにくいですが、15mとまぁまぁの高さがあります。

明治の中頃まではここまでしか入れなかったそうですが、さらに進んでみましょう。

 

2.赤目五瀑 千手滝(せんじゅたき)

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20分ほどの所にあるのが千手滝

オフィシャルな説明によると、滝、岩、樹木、滝壺の調和が絵画のようとのこと。確かにこうしてみるとバランスが整っていますよね。

 

3.赤目五瀑 布曳滝(ぬのびきたき)

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千手滝からほどなくありますのが布曳滝

高さが30mある割には身幅が狭いのが珍しい感じがします。反物がかかっているようなシンプルな美しさがありますねぇ。

 

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こちらは不動的から千手滝の途中にある乙女滝

うーん、水すくなっ。滝って天候とか時間帯とかはもちろん、水量もかなり見栄えを左右するんですよね。少なすぎると迫力がないし、多すぎると絹が濃くなり過ぎちゃう。何度も行ってみるしかないんだろうなぁ~。

 

ここまでがひとつの区切りです。30分弱、距離にして1kmくらいでまだそんなにアップダウンも激しくありません。足腰に自信がない人はこの辺まででリターンをお勧めします。この先は結構きついとこありますよ!

 

4.赤目五瀑 荷担滝(にないだき)

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こちらがおそらく赤目四十八滝一番のボス滝、荷担滝です。そしてちゃっかり、季節はいつのまにかに変わってます(笑)

 

夏に来た時はお連れ様の体力的に無理だったんですよね。この時は一人で挑みました。

道はちゃんとあるんだけど、結構アップダウンがある中でここまで70分。普段歩いていない人には厳しい道のりかもしれません。

 

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それでもやっぱりひとつの流れが二つに別れるこの三角形が美しい!一番の見どころまで行く苦労も相まって達成感が感じられます!

 

5.赤目五瀑 琵琶滝(びわたき)

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荷担滝からもう少し行くと、赤目五瀑最後の滝、琵琶滝があります。

荷担滝の見ごたえに比べると、ちょっと弱めですかね。滝の形が琵琶のようというのが名前の由来のようですが、それよりも下の流れの方が美しくて印象的でしたね。

 

まとめ

以上、赤目四十八滝の見どころ、赤目五瀑の夏と秋でした。

琵琶滝までの約1時間半の道のりには数えきれないほどの小さな滝があり、飽きさせることない道中になると思います。

 

これは!と目の付いた滝で立ち止まり、三脚を立ててシャッターを切る。肉眼では切り取れない水の流れを一枚の写真に切り取れるのが一眼レフユーザーの醍醐味じゃないでしょうか。iPhoneではできない芸当さっ。

 

こんなにたくさんの滝のすぐそばを歩いて行ける場所は、実はそんなにないんじゃないかな?って思っています。ぜひお気に入りの滝を見つけて撮影してみて欲しいと思います!