京都の時期限定スポットを狙え①
日本を代表する観光都市、京都。
年間8500万人もの人が観光に訪れるんですって。
日本の人口の2/3ってこと?凄くね!?
外国人観光客も2018年で460万人と、前年から100万人の増加。
最近の京都、混みすぎだよなって感じてたけど、数字で見ると実感しますね。
これだけの数字ってことは、リピーターの人も結構いると思うんですよね。
清水寺、金閣寺、嵐山・・・主要な所はとりあえず回っちゃったって人、王道から外れたスポットに行きたい人、時期限定の特別な京都を味わいたい人の参考になるようなスポットを紹介できればと思います。
タイミングが合えば、ぜひあなたの旅程に加えて欲しい!
【目次】
3月、梅から始まる京都日和
北野天満宮の梅園
まずは卒業旅行シーズンの3月。3月の京都なら梅がお勧めですね。神社と梅はすっごく合いますよ~!
まずは合格祈願で有名な北野天満宮。
こちらには大きな梅園があり、2月下旬~3月中旬にかけて梅祭りが行われます。
50種にもおよぶ梅の木が1500本も植えられていて、早咲きのものは正月早々に開花するそうですよ。
雪と梅のコラボも見れるかもしれませんね!
特におすすめなのがしだれ梅。
しゃがみ込んでしだれってる真下に入り込むと、梅の花びらシャワーを浴びているようです!
あ、近くに女性がいる時は誤解されますのでお気をつけを・・・
梅と牡丹のコンボ、城南宮
お次は城南宮。
敷地内にぎゅっと凝縮されている密度の濃い梅が見ごたえあります。
そしてここならではのポイントは牡丹とのコラボ。
いい感じに牡丹の花が置かれていて自然に落ちていて、アクセントになります。
この牡丹越しの梅林が撮れるポジションはいい大人たちが表面上大人感をだしつつ場所を取り合う静かなる戦場。健闘を祈ります。
ちなみにこちらは車だと駐車場待ちでめっちゃ混みますので、竹田駅から歩きかタクシーをお勧めします。
4月と言えば、桜
京都屈指の実力、背割提
3月下旬から4月に入れば桜のシーズン!これはどこ行ったらいいか迷いますよ~。
個人的なダントツお勧めは、「淀川河川公園背割堤地区」の桜。
京都外の人からしたらどこやねん状態ですよね。
最寄り駅は京阪本線の八幡駅、そこから徒歩10分です。
どこまでも続く桜のトンネルは圧巻!
とにかく幹の太い、骨太の桜が通路の両側にがっつり並びます。
台風被害が結構あったのでどうなるかと思いましたが、しっかり見ごたえはあるようです。良かった!
これらの写真は始発で撮りに行っていますので人が誰もいませんが、日中は花見客がものすごいです。
屋台も出ますのでそれはそれで楽しいでしょうが、桜並木をゆっくり楽しみたいならなるべく早い時間に!
街並みと楽しむ、伏見地区の桜
背割堤は桜そのものを楽しむどちらかというとスケールの大きなスポット。
街の風情や風景に溶け込む桜をご所望なら、中書島の伏見地区も素敵です。
こちらの最寄り駅は京阪本線の中書島か伏見桃山駅。
京都駅からは30分エリアです。
酒蔵で有名なこの街ですが、近くを流れる河沿いにも桜が立ち並び、風情のある十石舟が良い雰囲気です。
あと、花びらが川面に浮く花筏最高。満開でも、散り際でも楽しめる~。
急上昇中の京都桜スポット
京都ど真ん中からちょっと外れた桜スポット。
最後は、京の桜の隠れた名所として近年脚光を浴びている原谷苑です。
桜のシーズンて短いですよね?
でもこちらの桜は色々な種類があり、割と長い時間楽しめます。
そもそも個人の敷地とのことで交通機関がカバーしているはずもなく、アクセスは悪いです。
私はシャトルバスのバス停がわからず、結局タクシーでいきました(+_+)
入園料は見ごろ具合によって変わるという変動制で、ピークは1500円かな。
他のところがただで見れる所が多いのを考えると、ちょっと高い?
でもこのお値段とアクセスの悪さが功を奏して(!?)激込みって感じではないのが良いかも。京都どこ行っても混んでますしね。
ここは私の写真の腕では良さを全然引き出せませんでしたが、ポテンシャルは凄いですよ。
とにかく色んな種類の桜があるんです。
これなんて緑色の桜。なかなか珍しいですよね!?
まさに桜のテーマパーク。一歩入れば桃源郷。
桜との濃厚な時間が楽しめるのは間違いなしです!!
風よ止まれ!狙えリフレクション!
京都のお寺も最近はライトアップが増えていますが、タイミングが合うならぜひ行って欲しい場所があります。
それがこちら、平等院鳳凰堂のライトアップ。
あの十円玉でおなじみ平等院が年に2回、春と秋にライトアップをしています。
宇治エリアは京都市内からちょっと離れていますのでアクセスの悪さはありますが、このライトアップはすっごく映える。
そもそもやっぱり建物自体がカッコいいですよね。
風よ、止まれ!
って祈りながら訪れてください。無風の時のリフレクション、カッケー!
私はミーハーなので、銀閣寺でよくわからん「詫び」っぽいものに触れるくらいなら、ライトアップのタイミングに合わなくても、平等院鳳凰堂推します。
道中も雰囲気のある参道になっていまして、お団子など食べながら向かうと楽しいですよ!
新緑をあの有名スポットで
瑠璃光院の爽やかな緑
京都の映えスポットとして、もはや待ち時間がディズニーランド並みになってしまった場所・・・そう、みんな大好き瑠璃光院です。
券売のやり方もシステマチックになってないから、朝券を買いに行き、入場できる時間を聞いて、時間を潰してからまた戻ってくるという、随分非効率なことになっているみたいですね。
しかもアクセスの良い場所じゃないし、他に時間つぶすところもなさそうだけど・・。
これを楽しみに来る海外旅行客のためにも、WEBで時間指定予約できるようにして欲しいですねぇ。
それでもやっぱりこの新緑で囲まれた抜群のシチュエーションと、テーブルのリフレクションを一目みたいという人が多いんでしょうね。
ピカピカに磨かれた廊下へのリフレクション。
とてもお見せできないポーズで撮るわけです。
女性がこの画角で撮っている後ろに並ぼうものなら、ちょっとカメラの設定などしている風に視線をごかまさないといけないわけです。
この机の右側、見切れている二畳のたたみの上に、おびただし人数が鎮座しています(笑)
静かな戦場と化している2階の比べ、1階は閑散としています。
なんなら大の字で寝れるくらい。
さすがに混雑度や紅葉よりましな気がする春の特別拝観。
4月の中旬から6月いっぱいくらいまで開催されることが多いようです。
爽やかで涼し気な景色が楽しめますので、紅葉シーズンに振られた人や、行ってみたいけど何時間も待てない人はいかがでしょうか。
つづきはこちら → 京都の時期限定スポットを狙え②