ベストな「旅程」の反省会

検索魔が調べまくって立てた「旅程」で実際に旅してきた感想ブログ

雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅①

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7月上旬に、秋田に旅行に行ってきた旅程のまとめです。

 

失礼な話だとは思いますが、あまり「秋田県」を旅行先に選ぶ人ってないのでは?

なぜ秋田に行くことになったのか、そして秋田って何があるの?秋田行ったら何すりゃいいの?という方の参考になればと思います!

それではスタート!

 

雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅

 

【主なコース】

 一日目

 秋田空港

 角館街 (秋田の小京都。讃岐うどんがお上品)

 三郷町ラベンダー園 (7月は紫陽花だけじゃない!満開のラベンダー)

 抱き返り渓谷 (往復1時間程の気持ちのいい散歩道。ブルーが深い!)

 入道崎灯台 (夕日の名所)

 なまはげショー (ローカル感ばっちり!)

 

 二日目

 雲昌寺 (朝一目指しても駐車場から歩きますよー)

 八望台 

 牡鹿水族館GAO

 ゴジラ岩

 寒風山

  

【目次】  

 

1日目: 秋田の新たなる発見

どこかにマイル 

私はほとんどの買い物をJALカード払いにしている零細JALマイラーです。

なんでJALかというと、簡単。沖縄にダイビングのライセンスを取りに行く時に乗った飛行機がJALで、その後もその便で行くことが多かったからです。

 

後から調べるとANAのがためやすいとか、ソラチカルートでなんちゃらとか陸マイラー向けの情報がたくさんありますが、面倒なのでパス!

 

家計の支払いを可能な限りJALカードに集中し、それで溜まった分で満喫するというシンプルスタイルです。

 

でもって、JALマイラーで良かったなと思える面白いサービスがあります。

その名も「どこかにマイル」。

 

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希望の日時を入力すると、その日JALで席が余り気味な行先が4ヶ所表示されます。

この4ヶ所は検索する度にコロコロ変わり、「この4ヶ所のどこかに行ってみたい!」という候補が出た時点で決定ボタン。

その中のどこ行きが当たるかはお楽しみで、それがJALガチャと呼ばれている所以です。

 

これがまた、往復6000マイルと非常にお得。

どこでもいいからどっか行きたいって時にもいいですし、半強制的に自分じゃ選ばないような場所に旅行に行くのもいいじゃない?

何があるか調べて旅程を組むのって楽しいです。

 

今回はその「どこかでマイル」で行ったことのない先4ヶ所(秋田・花巻・松山・鹿児島)でガチャを回し、秋田県に決まったというわけです。

 

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これは厳しい戦いになるかも・・・(失礼)

 

私の旅の目的の優先順位は基本風景、ついでに温泉。

 

滝フェチとしては元滝伏流水を見てから南に下って山形の庄内エリアもいい。クラゲで有名な水族館も行ってみたいし。

もしくはぐんぐん北上して五能線沿いにドライブするか・・・

など調べまくっているうちに、ある記事が。

 

「日本の絶景編2017 ベスト絶景」に選ばれた紫陽花の寺

 

が牡鹿半島にあるとな。

アジサイシーズンもドンピシャだし、ここに行くしか!

ということで牡鹿半島の雲昌寺をメインディッシュに、行ける範囲で行きたいところを検索しまくって旅路を組みました。

 

角館でつるっつるの稲庭うどん

 

朝イチで伊丹空港をたち、9時ころ秋田空港着。

最初に訪れたのは角舘町(かくのだて)です。

 

角館はみちのくの小京都となんて呼ばれており、武家屋敷など風情のある建物が並ぶ素敵なエリアです。

 

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私は本家京都のそばに住んでるのもあって、「小京都?わし大京都行けるからいいや」って写真全然撮らなかったんですよね・・・

 

ちなみに桜の時期の写真を見るとすごいいい感じですね。

 

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写真はPAKUTASOさんから借りてきました

 桜と日本家屋は合いますね~。

っと、人の写真でお茶を濁す。。。

 

まぁそれはさておき、そもそもここに来た目的はランチ!

秋田名物である比内地鶏と稲庭うどんが楽しめる「桜の里」さんで究極の親子丼をいただきました!

www.tripadvisor.jp

地鶏のコリコリ感もさることながら、稲庭うどんのタレがうまい。つるつるっといくらでも食べられそう。

 

え?写真はって?

ごはんの写真撮る習慣がなかったもので・・・

ブログ始めた以上は、次の旅からちゃんととりますです。

 

秋田のラベンダー畑

 

次はラベンダー園へ。そんなのもあるんだ?

探せば結構いろいろ出てくるもんですね。

 

北海道は何回か行っていますが、ラベンダーの季節には行ったことがありません。

いつか一面のラベンダー畑を見たいなと思ってたのでちょうどいい。

 

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行ったのは美郷町ラベンダー園です。 

ちょうどラベンダー祭り的なものをやっていて、出店なんかも出ていました。

 

 

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ラベンダーってこんなに種類あるの?って思うくらい色んな種類のラベンダーが咲いてました。

 

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白いやつもかわいいですね。 

 

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ただ、めっちゃ蜂がいる

ラベンダー畑の中央を突っ切るにはちょっと恐怖を感じる。

 

まぁ割とすぐ飽きちゃうので・・・滞在時間短めでしたが、駐車場も見学も無料ですので時間があればぜひって感じ。

 

ちょっと散歩のちょうどいい抱き返り渓谷

 

 

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せっかく自然豊かなところに来ているので、どこか自然散策はしたかったんですよね。

また近場でお気軽な散歩コースのある「抱き返り渓谷」を散歩してきました。

 

うわぁ~、水がきれい!青が濃い!

 

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底が深いところほど青が濃くなるらしいので、部分的には結構深いのかな?

かなり切り立った渓谷で、時間をかけて削られていった時の長さを感じます。

歩道は一部砂利道はあるものの、景色の割りにすごく歩きやすいです。

 

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一番奥まで行くと、滝があります。

 

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この滝、かなり高さがあって見ごたえあり!

三脚持ってくるんだった・・・

往復1時間ほどのちょうど良い散歩コースです。マイナスイオン充電したわー。

牡鹿名物の石焼料理

 

さて、そろそろ本日のお宿がある男鹿半島に向かいます。

本日の宿泊は、「元湯雄山閣」さん。目玉は男鹿名物の石焼料理です。

yuuzankaku.co.jp

なまはげの口からプシュプシュ噴き出る温泉と、石焼料理が売りのお宿。

湯の花といわれる温泉成分が凝縮された泥のようなものが湯舟に付着しています。温泉成分が濃いんでしょうね。

温泉はなかなか熱めです。

 

そして男鹿名物の石焼料理を。

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海の幸をたっぷり入れた木の桶に、真っ赤になるまで焼いた石を投げ込み、一気に加熱することで、魚介に旨味を閉じ込めるらしい。

調理シーンをライブで提供してくれます。

 

投げ入れるとともに「ジュッ」って音と大量の湯気。

ほんと一瞬で煮立つんですね~。

味噌ベースの汁に魚介の出汁が加わって、海鮮味噌鍋のよう。

視覚・聴覚・味覚で楽しめます。

大変おいしゅうございました!

 

まだ休めない、夕日百景へ!

 

普通、旅館行って温泉入ってご飯食べたらゆっくりするわねぇ。

しかし、計画魔の旅はまだ終われない。私にはまだミッションが。

男鹿半島先端日本の夕陽100選にも選ばれている入道崎灯台があります。

そんなん見に行くっきゃないでしょ!

 

石焼料理はライブ提供なので、食事の時間が決まっています。

でも夕日も見に行きたいので、宿の方に相談したら、夕飯を早めのペースで提供いただき、石焼料理も先に取り分けていただけました。

助かる~(*'▽') なんとか日の入りに間に合いそうです!

 

入道埼灯台は断崖絶壁。こりゃ怖いわ。

そして日本海の岩はごっつワイルドですね。

 

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 時間には間に合ったものの雲が厚くて、夕日が全然顔を見せてくれない。

「雲どけっ、雲どけっ」と祈ってたら、夕日が水平線に沈むギリギリのラインできれいにその層だけ雲がどいてくれました。ラッキー!

 

秋田がほこる、大人気アトラクション!?

 

まだ終わらない、秋田の夜。(とはいってもまだ20:30)

 

近くの公民館で、秋田がほこる大人気アトラクションがあるとな?

その名も、「五風なまはげ太鼓ライブ」

e-ogaonsen.com

地元の若者たちが結成した和太鼓団体だそうで、町興しを目的にお仕事の傍ら活動されているそうです。

仕事終わりに集まって練習しているんだって。大変ですね。地元愛ですね。

 

小さい会場ですからね、ナマハゲの格好をして客席を分けて入場してくる様はまるでプロレスラー・・・。

 

写真を貼っても迫力ないので、Facebookに動画を見つけました。

ご興味あればご覧ください。

www.facebook.com 音出ます。注意を。

 

子供も泣き出すナマハゲの迫力と、アグレッシブな和太鼓の演奏のコラボで、男鹿温泉郷に熱い夜をもたらせてくれます。

近くの宿に宿泊している方は無料です!

 

朝9時に秋田空港に着き、夜9時過ぎまでノンストップで観光してきました。

我ながら、詰め込みすぎな旅程( ゚Д゚)

 

明日は朝からメインディッシュの雲昌寺に向かいます! 

つづきはこちら → 雲昌寺の絶景アジサイを見る秋田旅②