ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ①
国内の行ってみたいところはだいたい行ってしまい、もう海外しかない!
と海外一人旅デビューを誓ったあの日から1年。
その準備はなんと英会話の勉強から始めるという計画魔らしい用意周到さ。そ
して外人と話すことに抵抗も感じなくなり機は熟した。
いざ目指すはイタリア!!・・・あれ、英語ちゃうやん!?
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
その旅程をまとめてみたいと思います。
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
1日目:ついに日本を飛び出した
初めての海外一人旅準備
GWが9連休になるかもという噂が出回り始める少し前から旅の準備を始めました。
まずは航空券と取らねば。
当時の私は「スカイスキャナー」というサイトの存在を知らず、HISとエクスペディアで色々日程を入れて、どの日程で行くのがお安く行けるかを毎日にように検索していました。
1週間、2週間と試していくうちに明らかに航空券が高くなっていく。そして便利な便が消えていく・・・。
こりゃまずいと、ある程度で見切りをつけて予約。旅行に安く行くならとにかく早めの予約というのを実感しました。
合わせてホテルも探したのですが、まぁお高い。
かと言って初めての一人海外、怪しいところには泊まりたくない。トリップアドバイザーにある日本人の評価を読み漁って、無事予約完了。
日本のビジネスホテルシングルがどれだけ安いか実感しますね。
結局HIS経由で、行きはルフトハンザ、帰りはANAで取りました。
各々の航空会社のサイトで座席指定ができたので、帰りのANAは非常口座席をGET!
これで足もと広々で帰れる~。
行きのルフトハンザも13000円程で足元の広い席にグレードアップできたので、申し込みました。
足を組むのが癖な私にはとってこのオプションは非常に助かります。
ビジネスクラスなんて乗れないけど、少し楽に行きたい人にはお勧めです。
一気に高まる緊張感、ミッションクリアなるか
飛行機内は日本人も多く、完全に日本の延長でした。
だがしかし!
飛行機を一歩降りたらそこは完全に外国。
ドイツはミュンヘンでございます。
ここでトランジット4時間でございます。
「ほわぁ~、外国だぁ~」と舞い上がってキョロキョロしているうちに完全に人の流れからはぐれました・・・( ;∀;)
ここで私はどうしてもやらなくてはいけないことがあります。
それはドイツビールを飲むこと。
ミュンヘン空港には世界で唯一空港内にビールの醸造所があります。その名はエアブロイ。
下調べはしてきたものの、まじでめっちゃ迷った。
全然見つからないので勇気を出して掃除中のお姉さんに聞いてみる。
「外に出ろ」とな?いいの?出ちゃっていいの?また入れるの?すっごい不安を抱えながら言われた方に行ってみると、それらしき広場が。ここに違いない。
勝手に座ってよいのかもわからんし、そもそも一人客なんていないし、ついでに当然外人ばっかりだし。
近づいたり後ずさりしたりしながらおそるおそる着席。
そして、「ヴァ、ヴァイス プリーズ・・」
う、うまぁぁ~(*'▽')
無濾過なので酵母がそのまま入っているから白濁しているんだって。
それにしても凄くフルーティ。冷やし具合もちょうどいい!
白ウインナーも食べてみたかったけど、メニューみてもどれだかわからん・・・
結局、おつまみ無しでヴァイスとヘルスの2種類のビールをいただきました。
一杯が500mlで350円くらいでした。めっちゃ安い。
そしてなんかすっげー達成感。
ベネチア本土には船で入れ?
「ベネチア本土は海路で入るのが良い」
という情報を見て、確かにそれは風情があるなと海路コースで向かうことにしていました。
ALILAGUNA(アリラグーナ社)が運航しているボートでベネチア・テッセラ空港から本土に行くことができます。
ブルーライン・オレンジライン・レッドラインの3ルート出ていて、各々コースが異なります。
肝心なのは、ホテルに行きやすい停留所がどこかを事前にチェックして、どのラインならその停留所に停まるかを把握しておくこと。
というのもヴェネチアは運河の町ですから地図上では近くても橋を渡るためにすごく遠回りしなくてはいけないケースが多いんです。橋少なっ!
しかも道は石畳でスーツケースを転がしにくく、道は細くて迷路のようです。
正直、船を降りてからあんまり歩きたくありません。
飛行機ですから時間通りに到着するかわかりませんよね?
私の場合はホテルの位置的に、「オレンジラインならリアルト、ブルーならサンマルコで降りる」とかをチェックしておき、早く来た方のボートで向かおうと思っていました。
ちなみにチケットは空港内で荷物を待ちながら券売機で購入可能です。
こんな感じで本土に近づいていきます。
時間が遅めだから乗客は10人にも満たず。
各々席を好き勝手に動きながら写真を撮っています。
だいぶ近づいてきた!
夕焼けの中にベネチア本土の明かりが灯り始めています。
確かに気分が高まるね~。
ただここで思ったこと。
もしサンタルチア駅周辺でホテルを取られている方でしたら普通にバスか電車で街に向かわれた方が良い気がします。
確かに船で入る感じは高揚感ありましたけど、重いスーツケースを持って石畳&橋のアップダウンは結構きつい。
それよりも最短距離でチェックインした方が良いと思います。
ヴェネチアは街歩きが楽しいので、導入部分なんて大差ないですよ!
リアルト橋に立ち、異国を感じる
ヴェネチアは運河の街。
いわゆる道路が全て川というすごく不思議な街。
その川にかかっている橋の中で一番有名なのが、リアルト橋です。
チェックイン前にどうしても寄り道して橋からの夜景を見たかったんです。
うぉー、まさにベネチア!
本土に近づく時には実感わかなかったけど、ここまで来れば実感。
これぞベネチア!!
リアルト橋からの夜景をパシャリ。
あぁ、旅程を考えている時に何度も出てきた景色じゃないか。
そこについに立ったのか・・・。
初めて一人で日本を飛び出し、ベネチアまでやってきたんだという達成感を強く感じた風景。
良い旅になりますように!
つづきはこちら→ ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ②