ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ③
私が初めての海外一人旅に選んだのは、イタリアはベネチア。
だって街が美しすぎるんだもん。
もちろんツアーでなんか行きたくない、自由に歩きたいんだ。めっちゃ検索して行きたいところを網羅し、自分だけの旅程を組んで行ってきました。
その旅程をまとめてみたいと思います。
前の記事はこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ②
美しさあふれ出る水の都、ベネチア一人旅
【主なコース】
【1日目】 関空朝発 ~ ミュンヘン空港で乗り換え(空港内にあるビール工場でドイツビールを飲む) ~ ベネチア空港着 海路にてベネチア本土にIn
【2日目】 夜明けのサンマルコ広場 ~ アカデミア橋の日の出 ~ サンマルコの鐘楼 ~ ブラーノ島 ~サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 ~ドゥカーレ宮殿
【3日目】 ベネチア サンタ・ルチーア駅 ~フィレンツェ サンタマリア・ノヴェッラ駅 ~ サンタマリア・ノヴェッラ教会 ~ミケランジェロ広場 ~ ベッキオ橋 ~ ドゥオモ ~ ベネチア ~ 夜のサンマルコ広場
【4日目】 街をブラブラ ~ ベネチア空港から日本へ
【目次】
2日目午後:メルヘン&ゴージャス
映えの島、ブラーノ
誰の掛け声でこんなかわいらしい島になったの?
ってくらい、ブラーノ島のかわいらしさは群を抜いています。
おっさんでもウキウキしちゃいます。
元々は漁師の島で霧が深く、霧の中でも自分の家がどれか見付けられるように近所とかぶらない色をつけたのが理由でこんなカラフルな島になったとのこと。
それにしても、おとぎの国か、アミューズメントパークか・・・
ベネチア本土とはまた違った魅力にあふれています。
お店もかわしい、民家もかわいい。
きれいなブルーにホワイトのアクセントとか、ラベンダー色のおうちにラベンダーの花とか。
色の組み合わせ、調和がセンス抜群です。
窓辺に花を添えるだけでなんでこんなにオシャレに見えちゃうんでしょう?
新築ですかね?
やっぱりこの島の街並みにあこがれて引っ越してくる人とかもいるんでしょうか。
この島に住むには島の一員としてこの美観を保つ義務も発生するんでしょうね~。
のんびり散歩していたらレストランが少しずつ埋まってきました。
お一人様だし、混んじゃう前に食べましょう。
漁師の島ですからやっぱりシーフードがお勧めとのこと。
フリットミストをビールで流し込みたいなーって思ってて、立て看板のメニューを頼りにこちらにしました。
後から見たらめっちゃ人気店じゃないですか。
青い空、カラフルな建物、気持ちのいいテラス席。
そしてお目当てのフリットミストとスパークリングワインをオーダー。
お皿いっぱいのフリットミスト(写真がいまいち)、うまい!
でも量が多くて飽きちゃうんですよね~。。。
一人旅のつらいところですね。
そしてもじもじしながら「食後にティラミスを」と。
このティラミスが激うまでした。
普段食後のデザートなんて食べるタイプじゃないんですけど、イタリアのティラミスはおいしいと聞いていたのでどこかで食べてみたかったんですよね。
コンビニのティラミスしか食べたことないので比較するのもあれですが、とにかくとろける。
ぜひ皆さんもイタリア滞在中にどこかで食べてみてください。
ランチの後はまた写真撮りながらブラブラ。
こんなに写真撮りたくなる街もないよなー。
特にこの街並みは人を入れて(女の子限定)撮りたくなりますね・・・もっと英語力があれば( ;∀;)
のんびりした散策で、滞在時間はランチ込みで約2時間でした。
さて、船で戻るぞー。
ヨーロッパの教会を初体験
ブラーノ島から船で本土に戻ってくる際にひときわ目立つ特徴的な建物があります。
今朝アカデミア橋で朝日を浴びていた、頭が玉ねぎ型のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂です。名前長いよ。
船をこちら近くで降りて、中を見学してみました。
見学料は無料で自由に入れる感じ。
私にとっては初めてのヨーロッパの教会です。
八角形の建物が非常に特徴的で、教会内はオルガンが鳴り響き雰囲気いっぱい。
日本の古い建物と比べて天井の高さが目立ちます。屋根が玉ねぎ型も多いですよね。
木造でなく石造の文化だからこれだけ背の高さが実現できるのでしょうか?
あほみたいに口開けて上ばかり眺めちゃいます。
日本だったら別に仏教徒じゃなくても、
お寺行ったらお賽銭入れて鈴鳴らして、二礼二拍手で・・・って感じだけど、
教会の場合はどう立ち振る舞えばいんでしょうか。
とりあえず神妙な顔だけしておきました。誰か教えてください・・・
度肝を抜かれるドゥカーレ宮殿
こちらはサンマルコ聖堂。
事前のリサーチだと、ここはいまいち人気がない。
その隣にあるドゥカーレ宮殿はかなりいいらしい。
ただ、すごい行列。
朝の5時から動いてるから結構疲れも出てきて、一度ホテルに戻って休憩です。
本土のホテルはこれができるから楽だね。そういう点で私は本土のホテルをお勧めします。
ちょっと昼寝して18時頃を目安に向かったら行列どころか中もガラガラ。
19時までということで見学時間は短くなってしまいますが、美術館的なところをしっかり見たいわけではない人には、空いていてサクサク進めるこの時間帯がお勧めです。
内部では、とにかく「絵のでかさ」に度肝を抜かれます。
そして天井画の豪華なこと・・・。
人の入っている写真で見るとなおのことおわかりいただけると思います。
しかし、こんなの序の口でした。
ラスボスがこちら・・・
ラスボスこと(勝手に呼んでるだけだが)「大評議会の間」。25m×54m。
めーっちゃ広い!!ドッジボールコート4面取れるわ。これで昼休みもケンカ無し!
写真奥一面に描かれているのが世界最大級の油絵、ティントレット「天国」です。
縦7.5m×横25m。でかい!
てか、ドゥカーレ宮殿見学中はずーっと「でけー」ってつぶやいてた。
その他にも当時の武器(刀とか盾とか)の展示などもあり、男心をいい感じにくすぐってくれます。
うーむ、かなり攻撃力高そうです。
ラスボス部屋に行く前にここで装備を整えないと(謎)
こちらはドゥカーレ宮殿の中庭。宮殿てくらいですからね、ゴージャスでしたよ。
1時間という限られた時間でしたが、十分楽しめた!
夕方なら当日券で全く問題ありません。
美術にそんな興味なくてもこちらは行く価値ありですよ!
観光で勝って、ごはんで負けた
ヴェネチア旅行で後悔していること、それは勇気を出して夜のレストランに飛び込めなかったことです。
昼は飛び込めたのに、夜はなんか敷居が高くて・・・そもそも一人旅の人自体が少ないですしね。
この日の夜は、そんなことも予想して調べておいたテイクアウト専門のパスタ屋さんで済ませました。
トマト系、クリーム系、そして有名なイカ墨・・・
迷ったあげく、イタリアと言えばトマトだろうと、アマトリチャーナをお願いしました。
うーん、普通。
トリップアドバイザーでは高評価ですし、そりゃ日本で食べるパスタよりもちもちしてて美味しいのですが、
「イタリアでうまいパスタ食ってきたぜ」
とは言えないかな。
疲れちゃってホテルで食べたいとか、一人でレストランに入る勇気が出ない人にはお勧めです。
しかし、今でもちゃんとしたパスタを食べてみたかった思いは後を引いてます・・・
さて、明日はフィレンツェはデイトリップだ!
つづきはこちら → ベネチアは海外一人旅デビューにピッタリ④